カナダでおこった犬からの感染症、カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症。日本国内でも、これまでに8名が感染し、死亡しているそうです。
カナダの女性は、愛犬に軽く噛まれた程度なので放っておいたところ、犬の口の中にいるカプノサイトファーガ菌に感染。
3日後に頭痛、発熱、倦怠感、吐き気などの症状が現れ、その深夜、全身に拡がり昏睡状態に。
さらに、症状が悪化し、手足の細胞が死んでいく壊疽状態になり6週間後、命を取りとめたものの左手と両足を失うことになりました。
この感染症の特徴は、症状が悪化するスピードが非常に早いこと。身体に異常を感じた場合、放っておくと非常に危険なので、即、病院での治療が必要となります。
カプノサイトファーガ菌は、猫の口の中にもいるので噛まれたり、引っかかれたりした後、体調の異変を感じた場合にはすぐに病院で治療を受けてくださいとのことでした。
マンションでも小動物の飼育が可能なところが増えたこともあり、犬猫を飼われる方がたいへん増えています。
口移しなど、過度のスキンシップには、くれぐれもご注意くださいね。