菊芋ってご存知ですか?菊芋は、キク科ヒマワリ属の多年草で、菊に似た黄色い花をつけ、根の部分に芋ができるためにキクイモと名付けられたそうです。
北アメリカが原産地で、日本に明治のはじめに入ってきて、今は全国に拡がっています。
菊芋は、普通の芋とは異なりデンプンがほとんど含まれず、主成分は多糖類であるイヌリンという物質です。
実はイヌリンには、血糖値を下げHbA1cを改善する作用があるそうです。つまり糖尿病に効果があるということです。
血糖値のコントロールは、通常インスリンが行っていますが、イヌリンを食べると腸が糖質を吸収するのを抑える働きがあるため、インスリンと同じ効果があるということです。
キクイモは、きんぴら、味噌漬け、煮物の和風料理のほか、バター焼き、フライ、スープなど洋風にしても美味しく食べれます。
そのため、安全な糖尿病治療法として注目され、世界のセレブたちも食べているそうです。
駆け込みドクターでは、天然のインシュリン、菊芋の驚きの効能について教えてくれました。
スーパーフード 天然のインスリン菊芋
菊芋が作られている熊本県小国町を、駆け込みドクターが取材しました。
菊芋は、キク科の植物で、ビタミン、ミネラルの栄養素が多く含まれますが、一番の注目は菊芋に含まれるイヌリンです。
イヌリンは、天然のインスリンと呼ばれ、血糖値を下げる効果や脂肪を溜め込む働きを制御する効果が期待できます。
菊芋畑は、一面に生い茂っている感じです。黄色い花を咲かせる8月末になると背丈はなんと3mにも成長するそうです。
地元では、菊芋を乾燥させチップスにして色々な料理に使っているそうです。
●菊芋のきんぴら レシピ
・菊芋チップス
・人参
・油揚げ
・醤油
菊芋には、甘さがあるため砂糖やみりんなどもいらないそうです。
●菊芋のかき揚げ
・菊芋チップス
・人参
・さつまいも
・さやいんげん
●菊芋パウダーでお茶
菊芋のパウダーにお湯を注ぎ、手軽にイヌリンを摂取することができるそうです。
血糖値が高くお悩みの方、試させてみてはいかがでしょうか。