いびきや歯ぎしりのする人は、家族や友だちと旅行の時など、寝る時間が迫ってくると憂鬱になりますよね。
「実は、歯ぎしりするかもしれないんだけど・・・」と済まなそうに言って寝てみるものの、翌朝の皆の顔をみるのが怖いですよね。
実は、私の友人がそうなんです。「大丈夫、たいしたことないよ・・」に、いつも済まなそうな顔をしています。
寝ている人に罪はないのですが、器具を使って防ぐ方法は知っているのですが、もっと簡単に治す方法はないかと思っていたところ「あいうべ体操」というのがありました。
あいうべ体操は、口や舌を大きく動かしながら口の周りの筋肉と舌筋を鍛えることにより、寝ているときの口の開きを防ぎ、歯ぎしりやイビキを改善してくれます。
そればかりか、日常生活でも口を閉じて鼻呼吸するようになり、アレルギー性疾患や口臭が治ったり風邪がひきにくくなったりと、いろいろな効果があるそうですよ。
この体操は、みらいクリニック院長 今井一彰先生が考案したものだそうです。
駆け込みドクターで紹介されたあいうべ体操
歯ぎしりを改善するには、あごの周りの筋肉をリラックスさせることも重要です。
歯ぎしりを繰り返していると、咬筋が発達し、えらが張った形になることも。また、ほうれい線も目立つようになり、美容的にも良くありません。
「あいうべ体操」であごの周りの筋肉をほぐしましょう。
あいうべ体操のやり方
次の4つの動作を繰り返し行います。
あー:口を大きく開いて「あー」
いー:歯を噛み締めて唇を横に開き「いー
うー:口を尖らせて「うー」
べー:舌を出して「べー」
この動作を1セットとして、1日30セットを目安にやります。最初は、10セットぐらいを、朝、昼、夜の1日3回行うといいそうです。
口の周りの筋肉のコリを取り、精神的にもリラックス効果があると言います。
声に出してやっても、だまってやってもOK。10セットやってみましたが、けっこう疲れますヨ。