「うるさい」で見逃されそうないびきに、健康を阻害する大きな病気が
隠されているとのあさイチ特集です。

10秒以上の無呼吸、1時間に5回以上あると睡眠時無呼吸症の診断。
特に、更年期の女性の方は、要注意!その発見方法も紹介していました。
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肥満ではない体系の54歳の中年の主婦の方のケースです。
奥さんの異変は、旦那さんが気づいたらしく、いびきがうるさいばかりでなく
夜中何度も息が止まっているとのことから心配になったということです。

そのうちに、奥さんは昼間からだるさや強烈な眠気に襲われるようになり、
病院へ行き睡眠中の酸素濃度を調べたところ、
1晩に100回以上も呼吸障害を起こしていたそうです。

通常は睡眠時無呼吸症は、肥満が原因で舌が気道を圧迫して、
大きないびきをかいたり気道をふさいで無呼吸になったりするそうです。

肥満ではない方の場合、あごが小さい人がなりやすいとのこと。
これは、小さなあごに舌が収まらないため気道を圧迫しまうためで、
さらに、女性ホルモンが少なくなると気道が閉塞しやすくなるそうです。

つまり「あごが小さく閉経している方」がなりやすいとのことです。
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この方は、医者からマウスピースをつくってもらい装着したところ
いびきもなくなり呼吸障害の回数もほとんどなくなったそうです。
マウスピースの製作は保険の適用になっているそうです。

この睡眠時無呼吸症は子供にもなるそうです。
子供の場合には「口蓋へんとう」が大きくなって
気道をふさいでいることによりおこり、このケースでは
扁桃を切除することにより治るとのことです。
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睡眠時無呼吸症のチェック方法は、
 ①鏡の前で口を大きくあけて舌をだし少しでものどチンコが見えるか
 ②そんなに太ってないのに、二重あごになってないか
のどちんこが見えない人や二重あごになってる人は要注意とのことです。

ほっておくと、高血圧、狭心症、心筋梗塞になるそうで、
睡眠時無呼吸症の人が治療なしで12年経過すると半分の人が
心筋梗塞や脳卒中になり、その1/3の人が命を落とすほど危険な病気とのこと。

奥さんや旦那さんに、いびきと無呼吸を指摘された経験のある方は
ぜひ早めに病院へ行ってくださいね。