海外では100カ国以上の国で、行われている子宮けいがんワクチンの接種。ワクチンを接種し体内に抗体ができると、子宮頸がんの原因となる、発がん性HPVからの感染を防いでくれます。

日本では2009年10月に承認され、一般の医療機関でワクチン接種ができるようになりました。子宮頸がんのワクチンは2種類あり、3回接種することが必要です

ワクチン注射

●ワクチンの種類
①サーバーリックス・・子宮頸がんの予防
②ガーダシル・・子宮頸がんと尖圭コンジローマ(性感染症)の予防

上記の2種類を選ぶのは接種する側で選択することが、できるようになっています。

厚生労働省では、当初積極的に接種を推奨。2013年4月 小学6年生から高校1年生に無料の定期接種を行い約261万人が接種しました。

しかし、ワクチン接種後、失神、四肢の運動能力低下、歩行症障害などの副作用により機能が回復しない重い副作用の報告が相次ぎました。

副作用を訴えでたケースは2320件あり、症状が回復しない重いケースは538件あったそうです。

そのため、2013年6月には、厚生労働省は積極的にワクチン接種を接種しない方向に転向しました。

ダンスの得意な中学2年の少女は、歩くことがができず、また指先の力もまったく入らなくなってしまったそうです。

ワクチンの副作用と訴えでましたが、医師は精神的な問題だとそれを認めないそうです。

その他、けいれん、手足のしびれ、歩行障害など重い副作用に苦しんでいる人がいますが、ほとんどの医療機関では、ワクチンとの因果関係を否定しているそうです。

厚生労働省は、子宮頸がんワクチン副作用の問題に対して専門部会を設置して相談していますが、その結論に注目が集まってます。