中川家のお兄ちゃんこと剛さんが、最初に急性すい炎で入院したのが2003年。その後、2010年、2011年、2013年とほぼ毎年のように急性すい炎に襲われているそうです。

急性すい炎は、本来食べ物を消火するために膵臓でつくりだしている酵素が活性化してしまい、自分の膵臓を溶かしてしまう、恐ろしい病気です。

原因は、アルコールと胆石が2大原因で約6割、その他、原因不明の突発性のものが2割と言われています。

症状は、何の前触れもまくお腹の上部や背中に激痛が走り、嘔吐、発熱の症状があります。

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症状が悪化すると意識障害やショック状態に陥り、重症化する場合もあります。

治療法は、絶食、絶対安静が基本で、1日3リットルから8リットルの大量の輸液投与が行われるそうです。

剛さんによると、この痛みは半端な痛みではなく、すい臓を手でわしづかみされているような状態の痛みが数日続くそうです。

剛さんの場合には、始めてなったのは10年前。へそのあたりが痛み出し、日に日にみぞおち、腰にも痛みが痛み、2週間後、吐き気で歩くこともできなかったそうです。

とりあえず入院したのですが、入院中3日3晩激痛に襲われたそうです。重症化すると、大腸、肺など他の臓器にも障害が起こるそうです。

剛さんの場合は、原因の胆石を衝撃波9000発で砕いたそうです。

●急性すい炎になりやすい人
・ビール1.2リットル以上の飲む人
・夜遅くに肉を食べる人
・左上腹部、みぞおち、背中が痛む人

急性すい炎に、毎年のように襲われる剛さん、痛みの恐怖と闘いながら、完治目指して節制ある生活を続けているそうです。