世界一多くの感染者がいるのが、歯の病気、歯周病と言われています。歯周病は、私たち年代にとっては重要な問題ですよね。
歯周病は、歯茎が退化し歯の抜ける病気だと思っていましたが、身体のあらゆる病気に影響していることがわかったきました。
歯周病菌が血管の中に入ると心臓病や脳梗塞のリスクを高めたり、糖尿病の症状を悪化させたりします。
さらに歯周病菌は、血液の血小板や赤血球を集めてカタマリにしてしまいそれが脳梗塞、心筋梗塞を引き起こす可能性もあるそうです。
怖い話ですよね~。歯の病気ではなく、全身の病気を引きおこす歯周病菌の予防法しっかり学んでおきましょう。
口臭は、舌に原因があるといわれており、多くの人が舌ブラシを使って磨いています。「舌ブラシを使うと口臭はなくなるか」を実験したところ口臭はとれましたが一時的なものでした。
口臭を防ぐには、その元を絶たないとダメ。その元とは歯垢です。実は、歯垢の中に生息する歯周病菌がガスを出し、口臭の原因となっています。
口は、体外と体内が最初に接するところで、口は体外に属します。虫歯菌は食べ物を食べて酸をだします。この酸が歯を溶かしていきます。虫歯菌は酸素が必要なため、体内に入っていきません。
しかし、歯周病菌は酸素を嫌うため、歯茎や骨まで溶かして体内に入っていきます。そして、ついには歯茎の血管から入り込み、全身に回っていきます。
歯周病菌は感染症で、すべての人が感染してます。防ぐには歯磨きをしっかりすること。歯間ブラシは、正しくは歯磨きする前にした方がいいそうですよ。
歯は健康の基本です。しっかり、お手入れして健康を維持しましょうね。