女性は、男性より歯周病になりやすいとか・・。今回の名医にQは、そんな怖い話しでした。
歯周病とは、口の中の細菌が歯にこびりつき、プラーク(歯垢)が歯と歯の間にたまり、やがて炎症を起こし歯茎や歯を支える骨が破壊され歯が抜けてしまう病気です。
歯周病は、テレビのCMでいっぱい流れているのでご存知だと思いますが、プラークコントロールとは、歯垢の付着をおさえて歯周病を防ぐとという意味です。
その歯周病は、ホルモンのバランスの変化でかかりやすくなることがわかってきたそうです。特に、女性の場合、思春期・妊娠中・更年期でホルモンのバランスが大きく変わります。そのときが歯周病にかかりやすいとか・・・
●歯周病の治療とは
基本的なことは、毎日の歯磨きで「プラークを取り除く」ことです。
でも歯磨きだけでは、完全に取りきれません。そこで、定期的に歯医者さんへいき、歯周ポケットの奥に入り込んだプラークを取り除てもらうことが必要です。
歯周病を治すには・・
一度破壊された歯ぐきや歯を支える骨を元に戻すことは難しいですが「再生療法」を行えば、歯の周りの組織を再生することができるそうです。
再生療法
・歯ぐきを切開し奥深くにあるプラークを取り除き、特殊なたんぱく質をいれて縫合する
・薬をのむ、または直接ぬって治す
予防するには・・
歯周病の予防するには、定期的に歯のクリーニングを行うことです。歯医者さんへ行って、歯科衛生士さんにとってもらいます。
出血したときには・・
歯ぐきから出血しても、歯磨きは続けることが大事だそうです。正しい歯磨きを続ければ、炎症もおさまり出血も止まってくるとのこと。2週間たってもとまらないときは、歯医者へ行って原因を調べてもらってください。
その他の影響について・・】
心臓病
歯周病の細菌が血管に入り込み、心臓の感染症を引き越すことがあるそうです。心臓疾患がある人は、歯周病に要注意だそうです。
肺炎
だ液などと一緒に肺に入ることで起きる「誤嚥性肺炎」になることがあるので高齢者の方は注意が必要です。
その他の注意
体が不自由でな方や高齢の人で、自分で歯磨きをしっかり行えない方は、ご家族や介護者の方に口の中を掃除してもらうこと。
歯科医や歯科医師に家まで来てもらう「訪問歯科診療」のサービスもあるそうですので、近くの歯医者さんに相談してみてください。
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とにかく歯周病を防ぐには、毎日の歯磨きをしっかりする事と、定期的に歯医者へ行ってプラーク(歯垢)を削り取ってもらうことのようですね。
きれいな歯は笑顔が素敵になるばかりでなく、健康な身体を保つための基本。口腔ケアをしっかりして、いつまでも、美しい歯で過ごしたいですね。