50歳女性、症状がでたのは2ヶ月前。突然炎症がおき、それがおさまるとシミと白い部分が短時間できたそうです。
20年来カネボウ商品使い続け、馴染みの販売員から勧められた商品です。はじめ顔全体が真っ赤になり、カユミがでてきました。
食べ物のアレルギーと思い、病院で検査を受けましたが問題なしでした。その数日後に、美白化粧品自主回収の発表があったそうです。
まだらになった顔は治るのか
専門医の話しでは、化粧品を止めて自然に回復した人もいるそうですが、現在のところ、白くなった部分を確実に元に戻す方法はないそうです。
日本皮膚科学会(H25.7.17時点発表)のマニュアル
・他の美白剤で同じ症状が出現するリスクが全くないとはいえない。
・他の美白製品は、安全であるとも危険とも言えない状況
美白成分は、皮膚内に紫外線によりメラニンができるのを押さえる役目をします。
この美白成分には色々な種類があり、その中の1つがカネボウが今回自主回収をしたロドデノールです。
商品は「医薬部外品」ですから、薬事法にもとづいて厚生労働省が安全性について確認をし承認を得た商品です。
それがなぜ・・・?
皮膚科医 市橋正光先生の話
先生の話では、自分でその危険性をチェックするしか方法がなさそうです。
①商品を買うときには、どんな機能でどう働くのかの情報を聞いてください。
②使い始めたら数時間後、翌日、1週間、1ヶ月後に、
自分で注意深く観察して、おかしいと思ったらすぐに止めてください。
パッチテストは、新しい商品であるときは、アレルゲンがないため反応がでないそうです。
現時点では、予防に関しては美白より、紫外線を浴びないことが一番だということです。
厚生労働省でチェックをした「医薬部外品」で問題が起こり、自分の判断で・・・といわれると、昔のエイズ問題を思い起こさせてしまいますよね。