中高年になると男性も女性も疲れやすくやる気がでないなど、体調の変化を感じる人が増えます。
女性の場合、閉経と言う節目があり、その前後10年の間の体調不良を更年期障害と認識し、色々な策が講じられています。
しかし、男性の場合、まだまだ更年期障害の認識が浅く、その次期の体調不良を年齢のせいにし、辛くても我慢したり、うつ病と診断されるケースも多くあります。
男性の男性らしい部分を司っているのは、男性ホルモンのテストステロンです。テストステロンは、筋肉強度の維持や動脈硬化の予防、脳の働き、チャレンジ精神(やる気)などに関わっています。
テストステロンが減少すると内臓脂肪の増加を招き、高血糖、高血圧の症状が現れ、その結果、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす可能性が高まります。
男性更年期障害の治療は、テストステロンの筋肉注射による男性ホルモン補充療法と、テストステロンを増やす働きのある漢方薬「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」が効果があると言われています。
また、男性より平均寿命の長い女性の体内には、なんと男性ホルモンが女性ホルモンの約10倍もあるそうです。長寿のカギは、男性ホルモンってことでしょうか?
今まで男性ホルモンを増やす食品は、たまねぎやにんにく、ネギ、ニラ、納豆・オクラ・とろろ等のネバネバ食品、ウコンなどと言われてきました。
世界一受けたい授業では、そんな男性ホルモンの増やす方法を、ホルモンの権威、順天堂大学医学部泌尿器科 堀江重郎(ほりしげお)先生が詳しく教えてくれました。
世界一受けたい授業番組内容
男性ホルモンが多いと男性も女性も寿命が伸びるそうです。テストステロンが多いと、心筋梗塞は5割、癌のリスクも3割減ります。
男性は年齢とともに男性ホルモンが減ってしまいますが、女性の場合には更年期の後はちょっと上がってきます。
また、女性がいつまでも若々しくいるためには男性ホルモンが重要な役割を果たしています。
●レギュラー陣の男性ホルモン人ランキング
なんと、MC上田さんがダントツに多い結果になりました。586という数字は、なんとオリンピック選手級だそうです。
上昇指向の強い人や表現する人(芸術家)、クリエイター、政治家などは、男性ホルモンが多い人がいます。
●男性ホルモンをカンタンに見分ける方法
利き手の指をピーンと伸ばして、人差し指より薬指が長い人はテストステロンが多い傾向にあります。
女性の場合には、男まさりで積極的、活動的な性格になります。人差し指の方が長い人は、男性でも女性的でやさしい性格の人が多くなります。
●男性ホルモンを増やす方法
男性ホルモンは、色々な行動によって上がったり、下がったりします。ワクワクする気持ち、興奮、達成感があると、テストステロンが上昇、逆に気落ちすると、テストステロンが下がってしまいます。
●LOH症候群(ろーしょうこうぐん)
男性ホルモンが少ないと、加齢男性の「性腺機能低下症候群」になり、女性の更年期障害と同じように動脈硬化、骨折、うつ病になりやすくなります。
治療には、ホルモンを注射する「ホルモン補充療法」が有効です。
●男性ホルモンを増やす方法
①睡眠
よい睡眠をとることが、ホルモンを復活させる非常に大きな条件になります。
②食事
テストステロンを上げてくれる食材は、ネギ、タマネギ、ニンニクなどのネギの仲間。含硫アミノ酸がテストステロンの生産を活性化させてくれます。
玉ねぎを毎日1個食べると、テストステロンが上昇すると言う報告があります。
玉ねぎの効果を丸ごと簡単に摂取するには、ハウス『天然効果(R)タマネギの力』がおススメです。比較的安価で毎日簡単に玉ねぎを摂取できるのはありがたいです。
同時に、大豆、肉などのタンパク質をとると、より効果が上がります。味噌汁やスキヤキなどは、とてもいいそうです。