突然死の危険がある心筋梗塞になるかどうかに、大きな影響を及ぼしているのは、実は性格だそうです。
当然、高脂血症、高血圧、糖尿病、肥満、喫煙などの危険因子がある人は、心筋梗塞になりやすいといいます。
しかし、危険因子がそんなにない人でも心筋梗塞にかかる人がいるため、調べてみると性格がかなり影響していることがわかったそうです。
心筋梗塞になりやすい人 タイプA、そうでない人を タイプB とわけます。
心筋梗塞になりやすい性格が分かる10の質問
①毎日忙しい生活である
②常に時間に追われている
③何事にも負けたくなく競争してしまう
④ちょっとした事で怒りやすい
⑤仕事や行動に自信がある
⑥何事にも熱中しやすい
⑦何事もきちんと片付けないと気が済まない
⑧緊張したりイライラする
⑨早口でしゃべる
⑩行列に並ぶのが怖い
6個以上は Aタイプで、心筋梗塞や狭心症になるのがBタイプより7倍高いそうです。
少しのことでストレスを感じる人は、血管の中を攻撃する血管攻撃因子というものが出ます。そうすると血管に負担をかけ、心臓病になりやすくなるそうです。
また、家族性高コレステロール血症といって、遺伝的に血液中の悪玉コレステロールが異常に増えてしまう人がいます。そういう人は、心臓病にかかるリスクは10倍以上になります。
家系の中で若くして心臓病にかかった人がいる場合には、ぜひ、病院を受診してくださいとの事でした。