中高年のほとんどの方が悩んでいる「腰痛」。
痛いときは何もやる気がなくなってしまい、
人生が終わったかな・・・とさえ思ってしまいます。
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数多くの腰痛患者を救ってきた驚きの治療法を行っているのは、
沖縄にある武内整形外科 武内正典先生。
その治療法を探ると病院の外には、腰痛を治すための
本格的なトレーニングジムを備えてました。
トレーニングしているのは、高齢者ばかり。
平均年齢は70歳、武内先生の勧めのトレーニングを開始し
多くの方が腰痛を治しているそうです。
腰痛を治すには、体を支えるための筋肉トレーニングが必要。
ポイントは、お尻の筋肉を鍛えるとこと、
そうすれば腰痛は簡単に解消できます。
【腰痛の悪循環】
1.高齢者になるとお尻の筋肉が衰える
2.衰えると前かがみの姿勢の悪い状態になる
3.姿勢が悪くなると腰に負担がかかるようになる
4.そうすると腰痛になる
5.腰痛の痛さをかばおうと前かがみになり姿勢が悪くなる
という負の連鎖が発生します。お尻の筋肉を鍛えると
負の連鎖を断ち切り、正の連鎖がはじまり腰痛が改善するそうです。
●【正しい姿勢チェック】
・壁に背中をつける
・あごを引く
・お尻とお腹に力を入れる
・足のつま先は少し開く
壁に頭と肩がつき、お尻とかかとが壁についた状態が正しい姿勢です。
このとき背中が反り過ぎないように、手の平が入る位の空きでOK。
●竹内先生がすすめるお尻の筋肉の鍛える方法
段差の昇り降りでお尻の筋肉を鍛えることができます。
1.重要ポイントは、登るとき膝を前に出さない、
2.膝を前にださず、上から引っ張られる感覚ですっと昇るのがコツ
※膝を前にだすと筋肉はつかないそうです。
※家庭の踏み台をでもできます。
また、階段を上がるとき、片手でお尻を触りながら
お尻の筋肉を意識して登るとお尻の筋肉がつくそうです。
●ボディリペア青山 松井美智子さんの
お尻の筋肉をゆるめる腰痛解消体操
■朝 お尻の血行をよくします
1.タオルを1枚用意し、真ん中に結び目をつくる
2.片足を伸ばした状態でお尻の下に結び目をおく
3.体重をのせ左右に振る 反対側も同様に
※30秒を目安にすると、ほぐれます。
■昼
1.お尻の穴を小さくするようにして座る
2.肩幅にタオルをもって胸の位置に
3.へそから左右にゆっくり体をひねる
※最大10回左右に回す。呼吸はとめないこと、食後30分は控える
■夜 足のむくみと筋肉の疲れをとる
1.座った状態で足首にタオルをかけ仰向けになる
2.ゆっくりタオルを引き足を持ち上げ伸ばす
3.出来る人はそのまま左右に体をひねる
※難しい人は、長めのバスタオルを使ってください。
●番組主治医からのアドバイス
南雲医師・・電車に乗ったとき、つり革につかまらず電車サーフィン。
姫野医師・・食事は良質のタンパク質とビタミンEを多く含む食品
新見医師・・背骨を意識しながら背骨をゆらし筋肉をやわらかく
神山医師・・痛いときは腰風呂で、血液の流れをよくする
秋津医師・・自分の体の飴と鞭を使い分けて無理をしない
筋肉は、何歳になっても鍛えられるから、ぜひ始めてください。