「若いころは・・、こう見えても昔は・・、」この言葉をすいぶん使いましたが、今の体形であるかぎり、何の説得力もありませんよね。

なんとかしようとダイエットに挑みますが、返り討ちどころか、リバウンドで体重が増、そんな方が多いのではないでしょうか。

ピンクの電話の竹内都子さん(52)は、その代表的存在です。今から20年前、タモリさんに「9号着れるようなったらシャネルのスーツを買ってやる」がきっかけでダイエットに挑戦。

そして見事に、62kgから47kgに-15kgダウン。ダイエット本「もう、デブと呼ばせない」を出版し6万部。

めでたくシャネルのスーツをゲットして、ご褒美にちょっといいかな・・と油断し食べ始め、3年後には62kgオーバー、現在は「リバウンドの女王」と呼ばれています。

痩せてる自分を、なんとか取り戻そうと、食事制限、ジム通いダイエットグッズと、今まで数百万を費やしましたが、スリムな体に戻ることなく、以前の体重よりオーバーしています。

竹内さんの痩せられない理由は、「考え方」にあるそうです。それは「私はまだ、本気を出してないだけ」という気持ち。

その気持ちがあるうちは、「明日から、また頑張ればいいか・・」と考えてしまい、ドカ食いしてしまうそうです。

①ヘルシー太り
ヘルシーな食品だから太るわけがない、と思うのは大間違い。ラーメンからそばへ、白米から玄米へ、牛乳から豆乳へとヘルシーメニューに変更するも、どんどん太っていってしまいます。

ヘルシー食品でも、カロリーが少ないわけではありません。よく、「たべても太らないものを教えてください」と聞く人がいますがそんな食物はありません。量の問題です。

②プチ断食で15kgオーバー
平日の食事は、いつも通り、週末だけ我慢してプチダイエット。結果はどんどん体重増に。これは、体が飢餓状態と判断して、もしもの時のために、脂肪を貯めこんでしまうためです。

★これであなたも痩せられる!
脳に満腹だと理解させることで、食事の量を減らすことができます。

そのためには、①よく噛むこと②おかずの品を多くする(炭水化物を減らす)のが一番だそうです。

一気に・・食べながら・・・などの言葉を忘れて、バランスのよい食事を、適量食べるのが一番なんですね。

太るということは、「摂取カロリーから消費カロリーを引いたものが体に貯まっていくこと」。それは、よく知っているのですけどね・・。これが、とっても難しいんですよね~。

アドバイスしてくれたのは、横浜市にある「よこはま北西クリニック」島野雄実先生。日本初の「肥満治療専門クリニック」だそうです。

健康管理のため本気でダイエットを考えている方は、たずねてみてはいかがでしょうか。