私たちの年代の人なら、ほとんどの人が知っている紅茶キノコ。砂糖を入れた紅茶にぶよぶよのきのこ?を入れて育て、数日後から数週間後に飲みます。

健康にいいと1970年代に大ヒット。一時はガンにも効くなども言われ、家庭から家庭に分けられて拡がっていきました。が、いつの間にか市場から消えてしまいましたよね。

コンブチャ

紅茶キノコに入れるぶよぶよの物質の正体は、きのことはまったく別物の酢酸菌や酵母類などの微生物です。

紅茶のカフェインと砂糖が大好きでそれを食べながら、代わりに酢酸とCO2(炭酸)をつくりだし紅茶の中に排出していきます。

そうすると、紅茶が酸味のあるおいしい炭酸飲料に変身していきます。

この紅茶キノコが、最近海外で「コンブチャ Kombucha」という名前で再ブレーク。火をつけたのは、またしてもアメリカのセレブ達です。

P.R

抗酸化作用があり、消化促進、血液浄化(デトックス)、免疫力アップなどの作用があると、アンチエイジングを願うセレブ達が飛びつき、瞬く間に世界中の女性に拡がっていったとか・・。

世界一受けたい授業では、最新の研究で再評価され大ブームになっている、かつて大流行してた食品、紅茶キノコ、カスピ海ヨーグルト、ココアなどの科学的効能などを紹介してくれました。

あの食品は本当にカラダに良かった 再評価フード

1975年大ヒット 紅茶キノコはコンブチャとして大ブーム
かつての日本で大流行した紅茶キノコが、コンブチャという名前で、、米国セレブに大ブーム。ポリフェノールと乳酸菌で腸内環境を整えるとして、ミランダ・カーさんや、オーランド・ブルームさんも飲んでいるそうです。

紅茶キノコは特殊な微生物でできたゲルを紅茶につけて発酵させたもの。見た目がきのこのように見えることから紅茶キノコと呼ばれています。

2002年大ヒット 食品界を盛り上げたカスピ海ヨーグルト

便秘解消、お肌にいいということで大ヒットしたカスピ海ヨーグルト。自宅でも簡単につくれると大ブームに。

最新の研究で、粘り成分のEPSがアトピー性皮膚炎を抑えるとして注目されています。

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善玉菌のチカラ

1970年大ヒットのアロエ

成分のアロエステロールがにコラーゲン、ヒアルロン酸の産生効果があり、保湿、シワの改善効果があると再注目されています。

また体脂肪を減らす効果もあるそうです。

1996年大ヒットのココア

ココアに含まれるフラバノールに記憶力を回復させる効果があります。50歳から69歳の方に3ヶ月ココアを飲み続けてもらった結果、記憶力のテストが30~40代程度までアップしていたそうです。

食べ物とカラダの噂を再評価

クエン酸を摂取すると疲れがとれる・・・☓
クエン酸は疲労物質の乳酸を分解するため疲れがとれるとされてましたが、最近の研究で乳酸は疲労物質ではないということがわかりました。つまり、疲労はとれません。ただし、元気に感じる効果はあるそうです。

カルシウム不足だとイライラする・・・☓
医学的には証明されていません。日本人のカルシウム摂取量が少ない事と、ストレス社会でのイライラする人が多いことから、結び付けられた噂だそうです。

レモンパックで美肌になる・・・☓
ビタミンCは基本的には肌から吸収されない。逆にレモンパックは肌を痛める危険があります。レモンに含まれているソラレンには、紫外線を吸収して、シミやくすみを濃くすることがあります。

ソラレンには、食べても吸収されて悪影響もあるので、スムージーなど飲むときには、夕方から夜がオススメです。きゅうり、グレープフルーツ、オレンジ、セロリ、にも同じ成分があるので、注意してください。

モデルが実践している食べ物の美容・ダイエット法

1位 コラーゲン
2位 豆乳
3位 玄米
4位 黒酢
5位 カスピ海ヨーグルト
6位 アサイー
7位 寒天
8位 黒豆・杜仲茶・キャベツ

その中でも、7位の寒天が低カロリーで食物繊維たっぷりとして便秘解消に良いと人気に。ただし、便秘対策で寒天を食べ過ぎると、食物繊維が絡まって逆に便秘を悪化させることもあります。

しかし、小腸の潰瘍を治す効果があると期待されています。