私たち日本を含めた先進国では、飽食で生活習慣病の対策に追われています。

しかし、開発途上国では飢えにより、毎年1500万人、4秒に1人が飢えにより死亡していると言われています。

生物は生まれたときから飢えとの闘いの連続でこれまで生きながらえてきました。

そのため肥満という状態に対応するための体の仕組みをもたないとされてます。

今回の、ふしぎ発見では、生命の誕生から遺伝子のレベルまで肥満のメカニズムと防止策を教えてくれるようです。

メキシコでは、体重600キロでギネス登録されたマヌエルさんを取材。人はどこまで太るんでしょうか・・。

さらに、アメリカとメキシコ山岳地帯に住む「肥満遺伝子」という特殊遺伝子をもつ、先住民のピマの人たちの訪れ
生活環境と肥満の関係を考えます。

ピマ族は、私たちと同じモンゴロイド。飢餓に強いようにエネルギーを貯めこむための倹約遺伝子が50%以上あるそうです。

飢餓には強いけど、飽食の時代には逆に問題になり、超肥満になりやすい体質になってしまいます。

この倹約遺伝子は、モンゴロイドである日本人も40%と比較的に高いので、欧米型の食事では肥満になりやすいと言われています。

また、ロシアで行われている、最大40日間水だけで過ごす絶食治療や、日本の香川大学で開発された、肥満、血糖値上昇、動脈硬化などの抑制効果のある奇跡の糖分「稀少糖」など、肥満に関する興味深いレポートしてくれます。

米国では、成人の34%が肥満。健康体ならいいのですが、糖尿病、高血圧、高脂血症になると、命の危険に及びます。

ヨーロッパでも肥満が増え、ジャンクフード、ポテトチップ、ソーダなど肥満の原因になる食べ物に税金を課しているそうです。

米国の肥満解消の子供キャンプを訪れてみると彼らは、太りやすい体質で、親から遺伝による人が多かったそうです。

人類の歴史を時計で例えると、猿人誕生が0時00分、現在を24時00分とすると、農耕の発明が23時56分、飽食の時代が始まったのが23時59分59秒だそうです。

つまり、人類の歴史のほとんどが飢餓との闘いだったんですね。そのときに栄養分を蓄えるために獲得したのが倹約遺伝子が、飽食の時代になって、逆に命を脅かす存在になってしまいました。

肥満遺伝子をもつピマ族の人たちを調べてみると、米国に住み政府の食糧支援を受けて生活している人は
超肥満に、メキシコの山岳地帯で住む人は、皆スリムな体形でした。

米国の食生活は、肥満には最悪な環境なようです。

ロシアにある40日の絶食療法の病院

この病院には、肥満の治療に訪れる人、友人同士で来る人など様々。医師の厳重な管理のもとで行われます。

絶食期間口にするのは、常温の水だけ。
1日2リットル飲むそうです。絶食中は、エクササイズやノルディック、サウナ、絵画などを行います。

この絶食をすると体内の脂肪が分解されて、新たにケトン体というエネルギーがつくられるそうです。

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4日目には禁断症状がでて、一番つらいそうです。

治療できる疾患は、気管支系、心臓・血圧、消化器系、内分泌・免疫系、うつ病などで、癌や結核、1型糖尿病、慢性肝炎には、効果が期待できないそうです。

太らない砂糖

普通の糖は、ブドウ糖と果糖が結びついているのですが、それ意外の糖を希少糖(プシコース)というそうです。

プシコースは、糖尿や肥満に効果があることがわかっていたのですが大量生産が難しかったそうです。

それを世界初で大量生産を実現したのが香川大学 何森健先生です。今、香川県では、さまざまな食物に希少糖が使われているそうです。