長寿遺伝子の一つ「サーチュン遺伝子」は、2013年、本当に多くのテレビ番組でとりあげられましたね。

人は、長寿遺伝子が活性化すると、いつまでも病気知らずで、100歳以上まで元気に長生きでるようになります。

サーチュン遺伝子のスイッチをオンするには、カロリー摂取を制限し、体を飢餓状態にすることです。やはり、美味しいものをお腹いっぱい食べるのはよくないんですね~。^^;

なにしろ、人類の歴史は空腹そのもの。食べ物を求めて、アフリカ大陸から南アメリカまで徒歩で移動していったのですから、凄いですよね。

その長寿を司るサーチュン遺伝子の新たな機能を、群馬大学の生体調節研究所が明らかにしました。

新たな機能とは、なんと「中年太りを防ぐ機能がある」ということです。サーチュン遺伝子は、「食欲とエネルギー消費量のバランスを調節して体重を一定に保とうとする機能がある」そうなんです。

そこで、遺伝子組み換えマウスに、高カロリーの餌をあたえ実験したところ、サーチュン遺伝子を活性化したマウスは太らず、何もしないマウスは中年太りになっていったそうです。

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つまり、食事制限でカロリーを制限をし、サーチュン遺伝子のスイッチをオンすれば中年太りにもならず、どんどん長生きしていくということでしょうか。

食事制限をせず、美味しいものを飲んで食べてサーチュン遺伝子をオンする錠剤ができるのが一番なんですけどね。