女性雑誌から新聞、テレビにいたるまで毎日のようにダイエットの情報が流れている日本。

やせたい願望は、日本は世界の中でもトップだとか。でも、欧米人から見たら、それ以上痩せてどうするの?と
思われているようです。

欧米人の肥満は、太っているというより本当にデカイ!っていう感じですよね~。

体形の差もあってか、日本人の20代の女性は欧米の中学生に40代でも20代に見られるという得した面がありますけど・・。

確かに、私のような中年体形でも、欧米人の中に入ればそれなリのスリム体形で通じてしまいます。

でも、日本人のこの痩せたい願望はいつからなのでしょうか。そこには、ある仕掛けがあったようです。

その背景には、ある健康雑誌社とダイエット理論を開発した伝説の男がいるそうです。

また、私たちの生まれた昭和30年頃のダイエットと最新の炭水化物ダイエット、ロングブレスダイエットのダイエット対決もあるようですから、面白そうですね。

その成果は、5ヶ月で18キロ減量という成果らしいですよ。

日本のダイエット本は、簡単そうで楽しそうで、やってみたくなるような気になるダイエットが多いそうです。

寝るだけ、肩を後ろに回すだけ、食べるだけ、巻くだけ、など海外にはないダイエット法がごまんとあります。

そんな中、ダイエットの歴史を紐解くと、日本のダイエットの第一人者であり、現在のダイエットの先駆けの人物が
浮かび上がります。

それは、和田静郎さん。和田式フィギアリングの考案者です。和田さんが考えた和田式フィギアリングとは、「食事」、「仕事」、「体操」、「入浴 」、「休息」からなります。

●「和田式食事」では、肉・魚・貝・野菜・海藻・豆・卵・乳製品・油脂の9つの食材を一回に食べるという方法ですが、1つだけ食べてはいけないものがあります。それは、ご飯やパンと言った炭水化物です。

これは、現在の炭水化物ダイエットにあたるものです。

●「和田式運動」では、やせたい部分に力を入れ息を全て吐き切るという体操があります。痩せたい部分に力を入れ、肺の空気を全部出し切るのがポイントです。

これは、まさに美木良介さんのロングブレスダイエットと同じ。

●「和田式入浴」では、41度~43度で20秒の入浴と洗身を繰り返すと言うもの。新陳代謝を高めるうえで、とても効果的なんだそうです。

これは、現在の「おふろダイエット」と全く同じ。

和田式ダイエットは、いまから60年前に考案されたものですが、今どきのダイエットに見直す必要がまったくないほど、現在のダイエットと同じ内容でした。

今から60年前、和田さんは、この方法で自ら5ヶ月で18キロ減量に成功しているわけですから、この3つのダイエット方は、現在も効果のあるダイエットとして脈々と受け継がれているのですね。