猛暑が続き食欲がなくなり、夏痩せしてしまう・・毎日、そうめんばっかり食べていては、そんな風になってしまいますよね~。
でも、夏になると「夏太り」になる人がいます。その原因となっているのが、なんと「内臓の冷え」だそうです。
人間の体は、季節により基礎代謝量が違います。基礎代謝とは、身体の心臓、内臓、呼吸、体温調整など生きていくために必要なエネルギーのこと。
夏は気温が高いため、体温を温めるエネルギーが少なくてすみ、基礎代謝は低く抑えられています。
冬は、体内で熱を作り出す必要があるため基礎代謝が上がります。
そのため、冬と同じ量をたべても、夏は使われるエネルギーが少ないため、エネルギーが余り脂肪がつきやすい状態にあるそうです。
また、夏は冷たい飲み物を飲み過ぎてしまい、内臓が冷えた状態になってしまいます。
内臓が冷えると、免疫力が低下したり自律神経のバランスが崩れて、体温調整もうまくできなくなります。
体温が下がり内臓の温度が下がると、脳は冬と勘違いして、脂肪をよけいに溜め込もうとするため、さらに「夏太り」が起こるそうです。
なんだか、「風が吹くと桶屋が儲かる・・」みたいな感じで太ってしまうんですね。^^;
改善方法は、体幹の筋肉、腸腰筋を鍛え基礎代謝を増やすこと。そのメカニズムや防止法を「世界一受けたい授業」で新見 正則先生が教えてくれました。
内臓の温度が下がると夏太りが起こる
腸腰筋のチェック
①耳・肩・腰・足首が一直線になるように意識します。
②3秒かけて手足をあげ、そのまま5秒キープします。(腕は肩の高さまで、足はへそより上まで)
5秒間の間に少しでも動いたら、腸腰筋が弱っている証拠です。
腸腰筋の鍛え方 1
①足を前後に開き、手は前、そのまましゃがむ
②後ろ足は床と並行に
②腸腰筋で骨盤を安定させ、顔は正面をむき、左右に3回ずつひねる
腸腰筋の鍛え方 2
①床の上に仰向けに寝て上体を起こす
②左足と右手を同時に上げる
③足はつかないように手足を交互に上げ下げ(浮かしたまま歩くような感じで)
10回3セットを、朝・夜やるのがオススメです。
夏太りを防ぐ、もう一つのキーワードは自律神経です。自律神経が崩れると、手足の冷えや下半身の冷えが起こります。
ひどくなると内臓冷えになり、さらに体重が増加してしまいます。
自律神経をバランスさせる方法
何より大切なのは、規則正しい生活ですが、なかなかできない人には、耳マッサージがいいそうです。
口角をあげ(笑顔)耳を引っ張ると副交感神経の活動がよくなって、自律神経のバランスがよくなるそうです。
①口角を上げて
②軽く耳の上部をもんで、軽く引っ張って最後はポンと離す
これで交感神経が落ち着き興奮が収まるそうです。夫婦喧嘩や子供のイライラの時も役に立ちそうですね。