電車に乗っていたら、週刊現代の7月20日号に特集されていた特集、「再びデキる男になるための準備と行動教えます」というタイトルが目に飛び込んできました。

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今まで、もう年齢だから・・と遠い存在になっていた性生活を取り戻すための特集です。

そのタイトルも「帰ってきた○☓△□」って・・「帰ってきたウルトラマン」という感じのまるで男の子のノリのキャッチコピーでした。

その記事には、50代、60代の男性たちが、まったく新しい感覚で性の世界を楽しむための記事が描かれてました。

これらの特集のきっかけとなったのが、H25年6月に相模ゴム工業さんが実施した性に関する調査結果です。

20代~60代までの日本人1万4100人の調査結果をまとめたものです。「なぜしないのか・・」という質問に対しては50~60代男女ともに以下のような結果でした。

◆しない理由 ※50代(男 女)・60代(男 女)
①年齢的にもう良い(48%、49%)・(68%、65%)
②面倒くさい(38%、55%)・(31%、37%)
③性欲がない(27%、41%)・(28%、34%)
④疲れている(20%、18%)・(8%、10%)
⑤飽きている(5%、6%)・(5%、5%)

このデータから見ると、女性の方は「もうしなくていい、面倒くさい」と思っているにもかかわず、男性の方はそうでもない傾向にあるようです。

週刊現代では、「どうすれば再びできるようになるか」をイラスト付きテクニックまで入れて特集しています。

でも、同時期に特集された7月18日号女性セブンでは「死ぬまでするといわれても・・」という困惑の特集を組んでいます。
こちらは西城秀樹さんの「やめとろいわれても~♪」のノリです。

その差を、男はすることだけが目的だけど、女性は、行為は愛の中の一つの部分。つまりやさしい愛がなければ、興味がないと語ってました。

渡辺淳一さんの『愛ふたたび』岸恵子さんの『わりなき恋』もシニアの恋と性を真正面から書き下ろし話題になってます。

今までは、シニアの恋や性は、語る必要も触れる必要もなく年齢とともに当たり前のように自然消滅していたものですが、これからは大切なテーマとして、オープンに語られる時代がきているのではないでしょうか。