山東ルシアさんは現在57歳。
山東ルシアさんと言えば、70年代のグラビアアイドルでしたね。
そんな山東さんは以前爆報THEフライデーで自分が膠原病であることを告白し、壮絶な闘病生活を送っていることを告白しました。
離婚後は、パートを掛け持ちし、病気と闘いながらシングルマザーとして息子さんを育てていました。
限られた収入の中、息子さんの受験を精一杯支えている姿に「がんばって!」とエールが送られていました。
そんな山東さん、今度は、実の母親の介護に追われる生活を送っていると言います。
山東さんの母は、現在86歳。私の母と同じ年齢です。
50代って、親の介護がのしかかってくる世代なんですよね。
山東さんの母は、認知症を発症し、病気による徘徊や暴言で山東さん家族は大変な介護生活を送っています。
山東ルシアさんの壮絶介護に密着
昨年6月、母が心筋梗塞で急に倒れたことから、山東さんの妹さん宅に移り住み、介護生活が始まりました。
母が一人で生活できない理由は、10年前からアルツハイマー病を患い、離婚しているからです。
山東さんの母の介護レベルは要介護4。7段階ある介護のレベルの上から2番目に重いレベルです。
昨年9月には階段の上り下りの時転倒し、大腿骨を骨折しました。
山東さんの母は血圧が高くふらつくため、たえず誰かが付いていないと倒れてまた骨折してしまうかもしれません。
山東さんの母の血圧は、上218、下91と非常に高いです。
朝、起こしてから食事まで1時間、着替えや食事の世話で終わります。
デイサービスに送り出すと、すぐにカラオケのパートに出かけ、母が戻ってくる夕方に合わせてパートから戻ります。
日ごろから同じことを繰り返し、バッグが無くなったと探すこと50回。
また、母は認知症を患っていることを認識しておらず、自分が家族の世話をしていると思い込み、家族に感謝を強いります。
まったく逆ですよね^^; 山東さんも、「はぁ~~?」と思いますが、こればかりは仕方ありません。
昼夜逆転した生活を送ることが多い認知症患者ですが、夜になると寝ることをせず、色々なわがままを言い出します。
これが、毎晩繰り返されます。
介護の中の希望
介護は大変だけど、辛いことばかりでもないと山東さんは言います。
介護を共にする妹さんと介護を通して絆が強まり、子どものような母の笑顔に救われます。
高校生の息子さんが一緒に介護してくれ、本当に助かっていると言います。その優しさは、親として本当にありがたいと感謝の気持ちでいっぱいです。
アルバイトをしながら介護も手伝う、本当に良い息子さんですね。
近年、認知症の介護の未来は、暗闇ばかりではないようです。
新薬の開発がどんどん進み、簡単な運動や食生活の改善で認知機能が上がったと言う実例もあります。
親は一人ですし、後悔はしたくない。「ありがとう」と言ってくれるまで、絶対頑張っていきたいと山東さんは笑顔で話していました。