一人で自由気ままに生活することは、シングル族の特権。自分で稼いだお金で、優雅に海外旅行や好きな趣味を、自由に楽しむ生活。

普通の主婦が見たらうらやましい限りの生活ですよね~。

でも、老後は家族といっしょに楽しく過ごせるのが主婦の特権と誰もが信じてきたことが、意外とそうでもない事実を実感させられるこの頃ですよね。

これからは、独身、既婚者かかわらず高齢者の一人暮らしがどんどん増えてくることが指摘されてます。

高齢者の一人暮らしが増える背景は・・
・シングル→そのまま一人生活になる
・離婚→一人生活になる
・死別→一人生活になる
・核家族化→一人生活になる

つまり、どの人生コースを選択しても、一人生活になってしまうんですね。(^_^;)

私の田舎では、40坪もある家に一人で生活している高齢者の方がたくさんいらしゃいます。

昔は、子供が走り回っていた広い家も使うのは、子供が孫を連れて帰ったきた正月と夏休みだけ。

自分の将来を重ねると、なんか寂しくなってしまいますよね。

ではどうするか・・ひとつの選択として、中学や高校の同級生といっしょに住むことを考えてみてはいかがでしょうか。

実際、東京などでは、高齢者のシェアハウスなどが建てられるようになってきました。

また、東京都の猪瀬直樹知事は、都営住宅を、高齢者と若者が共同で暮らす「シェアハウス」として提供する構想を明らかにしています。

気心も知れた昔の仲間と、合宿やお泊りみたいにしてワイワイしながら住む。

毎日でなくても、週に2~3回、それぞれの家に泊まりに行っても楽しいと思います。

こう考えると、既婚者も、おひとり様も、シングル族も、気持ちはとっても楽になります。

欧米では、子供との同居はほとんどないそうです。

日本でも、「老後はひとり」という、現代社会の現実を見据えた上で、どういう老後生活をしていくのかを、今のうちからしっかり考えておく必要があるのではないでしょうか。