浅香光代87歳さん(87歳)は、最近誰かに支えてもらわないと日常生活がままならないことが増えました。

浅香さんと一緒に暮らして浅香さんのお世話をしているのは、内縁の夫 世志凡太さん(82歳)です。

浅香さんも87歳ですから、出来ないことも増えてきますよね。老老介護をしている内縁の夫 世志さんも82歳。

2人は24年間、力を合わせて暮らしてきました。

24年間もの間、籍を入れず結婚しなかったのは理由があるようです。

私の何がイケないの?の番組内で、世志さんは浅香さんに「そろそろ籍を入れようか」とプロポーズをしますが、その答えは・・・

私たちの世代になると、独身の男女は、1人暮らしの寂しさから熟年婚活を始める人も出てきます。

熟年結婚・熟年再婚は、良いこともたくさんあるけど、良いことばかりではなく乗り越えなくてはいけない壁もたくさんあります。

特に、介護が必要になる高齢者になると、相続の問題もあり、籍が入っていた方が良いのか悪いのか迷うことがあるかと思います。

浅香さんの例を参考に、色々考えてみたいと思います。

浅香さんは指輪を受け取ったが籍は入れなかった

浅香さんは体調を崩し入院してから1日の大半をベッドで過ごすようになりました。

実は、世志さんは浅香さんとは家庭内別居状態でしたが、その姿を見かねた世志さんは浅香さんの世話をすることに。

世志さんの介護で少し踊ることができるまで回復した浅香さんに、世志さんは結婚を申し込むことにしました。

実は、浅香さんには大物代議士Sさんとの隠し子が2人いることが分かっています。子どもとは60年間一緒に暮らしたことはありません。

世志さんは内縁の夫で籍を入れていませんから、世志さんは「相続の権利はない」と思っていました。

しかし、浅香さんは、自分が先に亡くなったら、莫大な遺産を巡って子供と世志さんが争うことを心配して遺言書を書くことにしました。

遺言状の内容は、子供2人に半分、世志さんに半分と言う物でした。

世志さんが浅香さんと24年間籍を入れず内縁関係を続けてきたのは、世志さんの数億円ともいえる借金のせいでした。

借金を抱えたまま浅香さんと結婚をすれば、浅香さんにも取り立てが行くことを避けるためでした。

借金を返し終わり、お互い老老介護をしていくうちに、世志さんは浅香さんと結婚したいと思うようになります。

そこで、結婚届と結婚指輪を用意し、浅香さんにプロポーズ。

浅香さんは嬉しそうに、指輪を受け取り、婚姻届けに名前を書きますが、提出することは許しませんでした。

この結末には、世志さんも困惑していましたが、その真意は分かりませんでした。

高齢者の籍を入れる結婚

高齢者の結婚は、遺産や介護を巡ってトラブルが起こりがちです。

どちらかに資産があると、財産目当てではないか?とも言われ、お互いの子どもに反対されるケースが少なくありません。

仏壇やお墓の問題もあり、籍を入れないで内縁関係のままお互い助け合って暮らすのも一つの選択です。

浅香さんが正式に籍を入れない理由は分かりません。色々思うところがあるのかもしれませんね。

何かの番組で本当の理由を話すことがあれば、聞いてみたいと思います。