真夏なのに鼻水が止まらない人がいます。そういう人は、寒暖差アレルギーの可能性があります。

寒暖差アレルギーは、外気の温度差が7℃以上になると、体の自律神経がうまく適応できずおこる症状といわれています。正式には、血管運動性鼻炎といいます。

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症状は、鼻水だけでなく、食欲不振、睡眠トラブル、疲れやすいなど、夏風邪かな・・と思ってしまうような症状になります。

判断するには、目、鼻水、熱でチェックすることができるそうです。目に炎症が見られず、鼻水が無色透明で、熱もないようなら、寒暖差アレルギーの可能性があります。

女性の場合、筋肉量の少ないため体内で熱を作るのがうまくいかないため、なりやすい傾向にあります。

また、高齢者の方は、汗をコントロールする神経の反応が鈍く、体温の調整がうまくいかないため注意が必要です。

寒暖差アレルギーは、温度の差に気を付けて生活し、自律神経を整えることで症状が改善できます。

●寒暖差アレルギーの対策

・マスクと着用する(寒いところのみ)
・上着・靴下を携帯し冷やさないよう工夫する(とくに、ひじ、くるぶしを冷やさない)
・クーラーの冷えすぎに注意をする
・汗をかいたら、なるべく早く汗を拭き取る。できれば着替えをする
・温めのお湯にゆっくりつかる
・生姜やスパイス系のものを食べ血行をよくする

●処方

花粉症のクスリは効果がありますが、風邪薬はききません。

クーラーで部屋を冷やし過ぎると、外気温との差に体が適合がうまくいかず、寒暖差アレルギーになりやすくなります。ご注意くださいね。