世界遺産に登録され大人気の富士山。一生に一度は登ってみたいということで、富士登山を計画されている方も多いはず。
私も、まさしくその通りで、若かりし頃、思いつきで、無謀にも日帰りででかけ、登ってきたことがあります。その経験からのコメントです。
富士山は標高3,776mの日本一高い山です。ですから、準備、装備をしっかり用意して、体調を整えた上で登ってくださいね。
温度は100ｍ上がるごとに0.6℃下がりますから、富士山の頂上付近では、地上より22.6℃下がります。
風速1ｍにつき、体感温度は1℃下がると言われてますので、5ｍの風が吹くと5℃下がります。
雲、雨、霧がでると、さらに体感温度はさらに下がります。天気が急変して寒さで断念する方も多いの注意が必要です。
山頂は、真冬の都心の気温をイメージして、用意していくといいと思います。
また、空気の薄さは、7合目付近から、本当に実感してきます。持っていったポテトチップなどの袋物は、パンパンに膨れあがり、10ｍ登るごとに一休みといった状態になります。
8合目からは勾配も、一段と急になり、ここからがまさしく富士山の山場といった感じです。
高山病にかかる人も続出します。かかった人は無理せず、ここを山頂と思って楽しむことをオススメします。風景もあまり山頂と変わりませんので・・。
富士山は、標高により天気がコロコロと替ります。雨具、防水靴、手袋、フリース、薄手ダウン、ヘッドライト着替え、タオル、水分、食料、などは必須です。
そのほか、ホッカイロ、ステッキ、ゴミ袋、ガムテープ、カットバンなどもあると便利です。
新聞紙も結構便利、ぐしゃぐしゃ丸めて雨具の下に入れ込めば、空気がいっぱいの即席の防寒着になります。
富士登山に関しての注意事項は、ネットでもたくさん公開されてますので、参考にして事故なく行ってきてくださいね。
結構便利なのは、バスツアーでの登山。行くまでの間に友達もできるし、往復交通、山小屋宿泊、帰りの温泉がすべてセットになってます。
何よりもベテラン登山ガイドが付いているで、安心です。
はとバスツアー「富士登山ツアー」（14800円～）などでは、初心者向けにレインウェア上下・スパッツのレンタルもあるそうです。
やっぱり富士山は、温泉に浸かりながら、ゆっくり眺めるのが一番という方には、以下がオススメ！
「富士山眺め心癒される宿」
日経新聞のNIKKEIプラス1の情報（H25.7.27）です。
第1位 富士ビューホテル（迫力ある全景が印象的）
第2位 湖山亭うぶや（逆さ富士の名所）
第3位 小田急 山のホテル（庭園と一緒に楽しむ）
第4位 ホテル鐘山苑（露天風呂から絶景）
第5位 ホテルマウント富士（朝には赤富士）
第6位 秀峰閣 湖月（花火と共演を堪能）
第7位 日本平ホテル（部屋から駿河湾越しに）
第8位 箱根ホテル（老舗に止まり芦ノ湖から）
第9位 風のテラスKUKUNA（全室にテラス）
第10位 松濤館（夕焼け時がオススメ）
休暇村富士（手頃な値段も魅力）
夜の富士山を双眼鏡で見ると、登山者の小さな光が山頂までずーっと連なって見えて、とってもキレイですよ～。
