若い頃に比べて体力がなくなり、ちょっとのことで息切れするようになってきましたよね。
呼吸も浅く、回数も多くなってきたような気がします。また、姿勢が悪かったり横隔膜の動きが妨げられると、呼吸が浅くなるそうです。
呼吸をしっかりし酸素を効率よく取り込むには吸うことよりも、しっかり吐ききることが大切です。
吐ききれば自然に「吸う」ことができます。
口すぼめ体操
口すぼめ体操は、その名の通り口をすぼめて、ゆっくり息を吐き出す体操です。
肩や首周りの筋肉をリラックスさせます。呼吸は、胸式呼吸ではなく腹式呼吸でやると効果的です。
①唇を軽く閉じた感じでゆっくり行う
②吸い込むときは鼻で行う
③吸うに対し吐くは2倍の長さ、1:2の比率
④少しずつ深い呼吸ができるようにし、
吸う:吐く比率を、1:5目標にする
・注意点
①呼吸音が聞こえるほど口をすぼめない
②お腹まわりの緊張をとる
③はじめから長い呼吸をせずに行う
口の前に片手にテッシュをでつまんで吹くとわかりやすいそうです。
気道内圧を上昇させ、気道閉塞を防止したり、一回の換気量の増加、呼吸数や分時換気量を減少させることで肺や気道の病気を防いでくれます。
酸素を身体の隅々まで行き渡らせることは、健康の一番の秘訣ですから、美味しい酸素をしっかり吸い込んで、いつまでも若々しさを保ちたいですね。