古村比呂さん(47歳)は、自身の子宮頚がんで手術を受けたことを告白しました。
NHK朝の連続テレビ小説「チョッちゃん」の主演として活躍し、1992年布施博さんと結婚、3男を設け2008年離婚。これから自分の力で頑張っていかなくてはと舞台にも復帰し何気なく受けた検査で発見されたそうです。
2011年12月14日 告げられた検査結果は、上皮内がんレベル4の子宮頸がんの初期だということでした。あまりのことに「死がシャボン玉のように浮かんでは消えた」と当時の心境を語ってました。
2012年2月 2泊3日の入院で子宮の出入り口である子宮頸部の一部を切除。
組織の診断の結果、がんが周囲の組織に広がっていることがわかり、2012年3月再手術 子宮と周囲のリンパ節なども切除したそうです。
術後は、神経の損傷による排尿障害や、足がむくむリンパ浮腫などの後遺症についても悩んだそうです。
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TBS「爆報THEフライデー」で放送された『子宮頸がん手術の後遺症リンパ浮腫に悩み手術を決意 古村比呂さん』はこちらで紹介しています。
10月27日放送 「古村比呂さん子宮頸がん再発!5年目の検査での悪夢の告知|爆報!THE フライデー はこちらで紹介しています。
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古村さんは、「やはり子宮の全摘出は、女性として重い決断が必要だった」と語ります。
子宮頚がんは、高齢者だけでなく20代~40代の人でも増えています。原因はヒトパピローマウイルス(HPV)による感染。
このウィルスは主に性交渉感染し、予防ワクチンをすれば防ぐことができるもので、海外では100カ国以上の国で実施されています。
子宮頸がんの検査は、子宮の入り口の細胞を綿棒やブラシなどで軽くこすって採取し、顕微鏡で細胞を見る「細胞診」と呼ばれる検査です。
子宮頸がんの主な症状は、初期の段階で不正出血が起こります。特に性交渉の時に出血するようです。
進行すると、おりものが増える、腰や腹部の痛み、排尿困難、全身の倦怠感などの症状が現れてきます。
古村さんは、「子宮頸がんは唯一予防できるがん。しっかりした知識をもって身体を守って欲しい」そんな願いから、自分の闘病記を出版したそうです。
気になる方、一度も受けたことがない方は、ぜひ検査を受けてください。
病院へ行くのに抵抗があり、自宅で調べてみたい方には、子宮頸がんの検査キットのようなものもあります。価格も4200円ほどですので、心配な方は利用されてみてはいかがでしょうか。