今、睡眠障害を抱えている人は、日本で2000万人もいるといわれています。

でも、太ってしまう寝方があるって、いうのは初耳ですね。

右向き、左向き、上を向いて寝ると太る?ってことではないんでしょうけど・・。

横浜市立大学 田中俊一先生がその理由を教えてくれます。

田中先生は、睡眠研究の第一人者で、糖尿病患者の38%が、睡眠時無呼吸症候群であるという論文を発表をされた方です。

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米国コロンビア大学の研究では、4時間しか睡眠しない人は、7~9時間睡眠の人に比べ73%も肥満になりやすいとの研究結果を発表していました。

睡眠時間が短いと摂食抑制ホルモンが上手く分泌されずそのためいつも空腹となり、食べる量が増えてしまうそうです。

また、睡眠不足は、体温が下がり基礎代謝が落ち、疲労感が高まり運動不足になるという悪循環に陥り。結果、太ってしまうという説もあります。

快眠するたのコツは
 1.朝の光をしっかり浴びて体内時計を調節する
 2.15分程度の昼寝をする
 3.就寝前の入浴でリラックスする
 4.寝る3時間前までに習慣的な運動をする 
だそうです。

はたして田中先生は太ってしまう寝方、睡眠障害を解消する秘訣についてどんな授業をしてれるのでしょうか。

睡眠障害を解消する秘訣

睡眠時間の理想は、7時間半。死亡率が一番低いそうです。体調の悪い方は、とにかく3日間7時間半睡眠すると、身体もスッキリ体調も回復するそうです。

また、同じ時間寝ていても、正しい睡眠と悪い睡眠ではお肌の具合がまったく違ってきます。

夕食を食べてから2時間以内に寝ると肌が荒れる

肌をキレイにするには、修復する成長ホルモンが大事です。

食べてすぐに寝ると腸がまだ動いているため熟睡できません。熟睡しないと成長ホルモンが出ないため肌が荒れます。

どうしても寝る前の時間がとれない場合には、血糖値が急速に上がらない消化のいいもの、茹で野菜やスープなどを食べるといいそうです。

明るい部屋で寝ると太る

奈良県立医大が500人を対象とし実験したところ電気をつけて寝る人はそうじゃない人に比べ、肥満になる率が2倍だったそうです。

理由は、目から光が入ると熟睡できず成長ホルモンがでない。そうすると新陳代謝が悪くなり、中性脂肪が分解されず脂肪がどんどん蓄積され、肌を荒らしながら太っていく。

理想的には、部屋を真っ暗にして寝ることだそうです。

風呂に入って体を温めて寝ると熟睡できない

寝る3時間前に入浴を済ませておくと、深い眠りに入れますが、そうでないと浅い眠りになり熟睡できていません。

重要なのは、体と脳の温度を下げるタイミング。寝る前に脳の温度を上手に下げていくと、睡眠をさそうメラトニンが分泌され熟睡できるようになります。

うつ伏せや背中を丸めて寝るとリラックスできない

良い寝かたは、仰向けになって手足を伸ばしてリラックスした状態で寝る。リラックスは、体のリンパ球が増えて免疫機能が高まります。

正しい寝かたは、寝る前に軽いストレッチなどしてリラックスし適量の水分をとり、部屋を真っ暗にして7時間半寝るのがベストだそうです。

快眠ができないで悩んでいる方、お肌が荒れている方、太るのをなんとか止めたい方、ぜひ試してみてくださいね。(^-^)