生きている限りは、いつまでも健康でいたい、そして若々しくいたい、これは誰もが思うこと。

50歳を過ぎて同級会で久しぶりに会うと同じ同級生なのに、年齢が10も違うのでは?と思う友人がいます。

若い方も、老けている方も双方いるので、余計にその差を感じることになります。

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でも、最近は実年齢のほかに、肉体年齢、精神年齢、血管年齢、お肌年齢など、たくさんあります。はたしてどれが、自分の本当の年齢なんでしょうか?

また、医学で加齢を遅らせる「抗加齢ドック」というのが話題だそうです。

抗加齢ドックは、医学的な立場から身体の衰えチェックし、予防したり軽減したりするための指導を行う「究極の予防医学」と言われています。

血管の動脈硬化、血液老化度、活性酸素・抗酸化力、ホルモンバランス、免疫バランス、一般検査、身体の構成などを色々な角度から検査し、身体のトラブルを回避するためのアドバイスをしてくれました。

若さの秘密はドーパミン(快楽ホルモン)

若さの秘密は、ドーパミン(快楽ホルモン)。わくわくすることを続けるとドーパミンがでます。

男性の場合、前頭葉を刺激すると若さを保つことができ、特に女性の場合、人から見られることでドーパミン(快楽ホルモン)が出ます。

松坂慶子さんの若さの秘密

●歳をとったと思わない
「歳をとったと思わなければ、他人から歳をとったように見えない」と思っていること。60歳になっても松坂さんは、老いを感じたことがないそうです。

●50代から始めた「万葉集の朗読」
心から楽しめる(幸せを感じる)ライフワークを見つけたことで、エンドルフィン(報酬系ホルモン)がでるそうです。

●7年前からはまっているフラダンス
ウキウキして楽しくなり、自然と一体化し、生命力が泉のように湧き出る気分になるそうです。

老化を検証する「抗加齢ドッグ」

また、「見た目の若さと体の若さは別」と言うことで、医学的に老化を検証する「抗加齢ドッグ」が人気です。

「抗加齢ドッグ」は、東海大学医学部附属東京病院、久保明先生の元行われています。これは、老化の進行度を検査し、最適な対処法で医学的に加齢を遅らせるために行われるドッグです。

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ベーシックコースは、検査項目が以下の7項目で8万8200円。
①血管の動脈硬化
②血液老化度
③活性酸素・抗酸化力
④ホルモンバランス
⑤免疫バランス
⑥一般検査
⑦体の構成

ベーシックコースで8万8200円と高額ながら、これまでおよそ1,300人の人が加齢チェックに訪れているそうです。

ホルモンの分泌量

年齢平均よりホルモンの分泌量が少ないと、一番多い症状は、疲れやすさ、倦怠感が出ます。

対処法:
男性は、男性ホルモン(テストステロン)のクリームを局部に塗る。女性は、女性ホルモン(エストロゲン)のパッチを腹部に貼って補充する。

閉経の少し前から始めるのが効果的と言わています。

活性酸素の濃度

活性酸素は、体の細胞や組織を酸化させ衰えさせると言われ、乱れた食生活、ストレス、紫外線などの影響で増加します。

対処法:
血液検査で活性酸素の濃度が濃い場合、抗酸化作用のあるビタミンCやEなど、足りないビタミンを食材やビタミン剤で補充します。

動脈硬化の進行度

血管の壁の内側にある内膜と中膜の複合体の厚さを診断します。動脈硬化の進行度は頚動脈をエコーで検査し、血管の内側に溜まった血液のカスの厚みを調べます。

対処法:
血を止める働きをするものを抑える薬を服用します。

久保明先生は、健康法に自分を合わせるのではなく、自分にあう健康法と合わない健康法を見極めることが大切と言います。

最後にたけしさんが言った言葉

「団塊の世代がじじいになってきたから こういう番組が増えるだろうね」
「だけども いいじゃねえか 歳相応で」
「あんまり若いのも気持ち悪いよ」
「すてきなおじいちゃんになること」
「だから前から言っているのは、趣味と言うのは、現役の時から
気がついていないと手遅れになるよ」

若さに抗うより楽しむことが大切だと言う事ですね。