「がん予防に効果的な食品 デザーナーフーズピラミッド」というのがあります。アメリカの国立がん研究所が研究し発表したものです。
世界ふしぎ発見や、主治医が見つかる診療所などいろいろな番組で紹介されていましたね。
ピラミッドの上に行けば行くほど、がん予防効果が高いと言われています。
頂点に君臨するのが、「にんにく」ですが、にんにくだけを食べていれば良いと言うことではありません。
ピラミッドの中にあるものは、おおむね、がん予防効果が高いと言われています。
【デザーナーフーズピラミッド】
頂点: にんにく
3群: 玉ねぎ、しょうが、大豆、人参、キャベツ
2群: グレープフルーツ、ブロッコリー、カリフラワー、
芽キャベツ、みかん、ピーマン、トマト、なす、レモン
1群: メロン、ローズマリー、じゃがいも、あさつき、
バジル、きゅうり、ベリー、ハッカ
にんにくには、DATS(ジアリルトリスルフィド)と言うガン細胞の増殖を抑え、正常な細胞に戻してガン細胞を消滅させる成分が含まれます。
にんにくは生ではなく、低温加熱したものやオイルに漬けたもののほうが、より効果的だそうです。
また、キャベツに含まれている「イソチオシアネート」をいう物質にも、高いがん予防効果があるそうです。
イソチオシアネートは、アブラナ科の野菜に含まれる、辛味のもととなる成分です。
キャベツは1日150gを目安に食べるといいそうですよ。
デザイナーフーズに含まれていませんが、日本の食材「本わさび」にも、高いがん予防効果があるとして注目されています。
わさびのからみ成分には、肝臓の細胞の解毒作業があるそうです。
がん予防効果が期待できる摂取量の目安は、1日5gです。この量は、にぎり10貫に相当します。
ポイントは、毎日食べること。本わさびが含まれていれば、チューブわさびでもいいそうですが、本わさびが使われているもの。
原材料名の欄に、一番前に「本わさび」とかかれているものは、本わさびの量が多く含まれているそうですよ。
わさびの美味しい食べ方は、「わさびを食べるとお肌と血管年齢を10歳若返る わさびレシピ」で紹介しています。