ちょっと油断すると、急激に体重が増えることがあります。この増えた分はお腹の中に「内臓脂肪」として溜まります。
お腹の下にあり手で摘めるのは皮下脂肪、これはいつも摘んでいるのでよくわかりますよね。(^_^;)
内臓脂肪は文字通り内蔵の中に溜まるので外からはわかりません。しかし、CTスキャンでみると、内蔵の周りにぴっしりと付いているのがよくわかります。
内臓脂肪が増えると、体に悪い物質を次々と発生させます。その結果、生活習慣病の原因となる、糖尿病や血栓症、動脈硬化や高血圧などを引き起こします。
最後には、内臓脂肪、糖尿病、高血圧症、高脂血症が揃った「死の四重奏」と呼ばれる状態になってしまいます。
反対に、内臓脂肪を減らすと長寿ホルモン「アディポネクチン」が分泌され、体をどんどん健康の方向へと導いてくれます。
内臓脂肪はすぐに溜まりやすく、落としやすい性質のため、やろうと思えば思いっきり減らせます!
ということで、今回は内臓脂肪を簡単に落とす方法です。効率的に落とすためには、有酸素運動が一番ですが、
番組では、「楽して10キロ減!!魔法のカード&北欧式歩き方で体リセット」と題して、その方法を伝授してくれます。
また、ゆったり「90日間コース」から、過激「3日間コース」まで、内臓脂肪を落とす4種類のコースを紹介してくれました。
90日間コース・・はらすまダイエット
このダイエット法は、今の体重の5%を目標に90日間で減らし「はらをスマートにしましょう」というダイエット法です。
ポイントは100kcalごとに小分けにしてダイエットすること。食事、飲みもの、運動など100kcalカードを200種類用意しそれを実践しておきます。
100kcalとは・・・
・ご飯お茶碗2/3・トースト1/2枚・ハンバーグ1/4個
・ミートソース1/6・ショートケーキ1/3切れ・アイスクリーム1/3カップ
・階段上り12分・ジョギング10分・ゴルフ16分・普通歩行24分
・子供と遊ぶ29分・ボーリング24分・ガーデニング18分
・軽い荷物運び21分・カーペット床掃除48分など
この中から自分のできることを1日3つだけすればOK。
このカードは、毎日同じでも違っていてもかわまず、1日3つずつ、すればいいそうです。
1ヶ月3kg以上 減量するとリバウンドしますので、頑張りすぎず、ちょっとしたことで少しづつ実践することで確実に体重が減るそうです。
朝おきて食事前でトイレに行った後の一番軽い体重と晩御飯を食べた後の一番重い体重を記録するとキレイな角度で減っているのがわかるそうです。
30日間コース・・ノルディックウォーキング
2本のポールを使って歩く歩行法で、ポールを使うことにより上半身の筋肉を使うことになるので運動効果が高くなります。
この歩行法は全身の90%の筋肉を使い1時間ウォーキングすると通常は280kcalですが、ノルディックウォーキングでは400kcal消費するそうです。
ポールをつくことでひざや腰への負担も少なく高齢者でも安心してできるのが特徴です。
・3つの歩き方
①スタンダードな歩き方
ポールを両手に持ち、前に出した足と残った足の中間に交互に突いてあるく
②トレーニングとしての歩き方
後ろの足のつま先あたりにポールを突いて歩くこの方法では上腕三頭筋に大きな負荷がかかります。
③リハビリや介護予防の歩き方
ポールを前に出した足の横辺りを目安にしてほぼ垂直に地面を突きます。腕に力が入るため腰や膝の保護ができます。
短期間ダイエット
●7日間コース・・ちょいガッツリちょい 新見医師
1週間で2キロはなかなか落ちません。そこで、ちょいがガッツリ、ちょいで7日間で落とす方法です。朝150kcal 昼300kcal 夜150kcalの、600kcal減らすと1週間で2キロ減らすことができます。
●3日間コース・・食べない、冷やす、歩く 南雲医師
正月3日で太ったのは、3日で落とせるはずです。そのためには「食べない、冷やす、歩く」が一番です。
①朝3時におきる
②仕事に行く前に水シャワーを浴びる
③通勤は歩く
④腹が鳴るまで食わない
⑤食べたらすぐに寝る
これを3日繰り返せば、2キロ落とせます。
しかし、この3日コースは、ゲスト、主治医の誰にも支持されませんでした。
これができるのは、南雲医師だけですね。(^_^;)
やっぱり、90日間、30日間が説得力もあり、おススメなコースですね。