手軽に登録して、仲間たちとどんどんつながっていくソーシャルネットワーク。

自宅にいながら、世界中の友だちがどんどんできる楽しさは一度やったらやめられませんよね。

ところが、このソーシャルネットワーク、知らないで使っていると、とんでもないトラブルに巻き込まれることがあります。

FACEBOOKなどは、実名登録が基本です。自分の名前、出身校など基本データを登録したとたん、「知り合いかも?」にズラーっと並ぶ友だちの顔と名前・・。

えっ?、と思う人、久しぶりの顔も並んでいます。「なんでわかるの?」と思うのも当然。

facebookは、自分のパソコン内に登録してあるメールアドレスや電話番号を参照にながら、勝手にネットワークを探しに行って友だちを見つけてきてくれる(しまう?)のです。

条件は、年齢、地域、学校名、会社名、出身地、など、登録されたあらゆるデータを参照します。そして、相手に対しても友だちデータとして提供されてしまいます。

つまり、コンタクトしたくない人、所在を知られたくない人などに、簡単に所在や行動を知られてしまうことになります。

避けるためには、設定をしっかりすること。どこまでデータをどのような人たちに情報を公開するのかを、自分で設定しなければなりません。

また、写真の掲載にも注意が必要です。デジタル写真には、日付とともに位置情報(緯度経度)もしっかり記録されているため、自宅の写真をアップすると、簡単に自宅を特定されてしまいます。

また、TWITTERなどで、自分の行動を逐次アップしていると、つけられたり、外出していることが簡単にバレて、ストーカーや空き巣に狙われるという被害もでています。

SNSで起こる人間関係のトラブル

・友人が飲み会の写真を無断でアップしてしまったところ友達登録していた義母にも見られてしまった。

・離婚した夫に知られ、誹謗中傷をどんどん書かれるようになってしまった。

・SNSで知り合ったママ友同士、で実際に会うようになり、お金を貸してほしいと頼まれ、断ると関係が悪化

・SNSの中で、グループができてしまい、リーダーが生まれやがていじめに発展してしまう。

・同じネット会員で女性だと思って安心して個人情報を伝えたところ実際は男性で、ストーカーに発展した。

・twitterでつぶやいた情報を見て、誰とあったのね、どこへ行ったのねと監視されるうようになった

・あやしい儲け話が舞い込むようになった。

・twitterで実際あった話で、フォロアーを増やすために「サーバーにあなたのアカウントを使うことを許可していいか」とのメッセージにOKしたところ、本人になりすましてどんどんツィートされて悪用されるという被害がでています。

●困った人への対処法
・返信は少なくする
・同調せずそっけなくする

ネットは、テキストだけやり取りするので、感情をうまく伝えられないこともあります。それだけに誤解されたりすることも多くあるといいます。

SNSは、ご存知のように、とても便利で数え切れないメリットがあります。でも、それを悪意で使う人もいることも事実です。

ネットワークの基本、メリット、デメリットをしっかり覚えて、SNSライフを楽しんでくださいね。