中国では、女性は7の倍数、男性は8の倍数の年を境に、体の変化が起こると言われています。これが、「性生活 男性64歳、女性49歳限界説」の根拠となっている様です。

この説から言うと、男性の体力の最盛期は40歳で、それまでは無理が利くようです。しかし、それを過ぎると、体力は下降線をたどります。

40代は、無理も効くのですが、ここで無理をすると、体力の下降線が本来より急カーブになったり、取り返しのつかない病気になったりするようです。また、若い頃より無理ばかりしていると、40歳よりも早く体力の下降が始まると言います。


(日経より参照)

中年の男性が心身ともに元気を保ち、健康的に過ごすためには、精力を高めることが大切だと言います。男性機能の低下は肉体疲労や老化が最初に現れるサインだそうです。

男性機能が低下している人は、疲れが溜まっていないか?老化のサインか?、一度自分を見つめ直してみると良いですね。

不妊治療中の夫婦のカウンセリングをよく担当すると言う、中医師の邱紅梅(きゅう・こうばい)さんは、まず肉体的な疲労と精神的なストレスを癒やした上で、生殖や老いをつかさどる「腎」を補う食べ物や生薬を取ることを勧めています。

精力アップできる10の食材

邱紅梅さんが厳選する「」をご紹介します。

●ヤマイモ
男性の滋養強壮に効能を発揮し、血糖値を下げる効果もある

●エビ
腎を補い、体内の毒素を発散する。体力・精力をつけるのによい。

●ウナギ
気・血を補い、丈夫にして抵抗力を高める。補腎作用あり。

●鹿肉
良質のたんぱく質として、五臓を補う。 滋養強壮作用が強い

●かき(牡蠣)
漢方では、海の物が腎を補う。不眠症や眼精疲労にも。

●イシモチ(黄魚)のうきぶくろ(鰾)
中国では、男性の強精剤として、男性外来でよく使われる。

●イカリ草 別名「淫羊かく」
生殖機能をあげる。お茶としてよく使われる。

●刺五加参(しごかじん)シベリア人参
別名エゾウコギ。精神的疲労・ストレスを抑える働きがある。

●朝鮮人参
肉体や脳への疲労に対する抵抗力を高める。心筋強化にも。

●西洋人参
心身の慢性疲労軽減に。中国では、男性更年期や糖尿病にもよく使う

簡単に手に入るものと、難しいものがありますが、山芋、エビ、うなぎ、牡蠣などは、日本人にとっても摂りやすい食品ですね。

外食が多い人は、意識して「黒い色」のものを注文するといいと言います。黒ゴマ、黒豆、海苔(のり)などのほか、米やパンは、玄米や、精白、精製していないものを取るようにします。

暑い時期でも、冷たい飲み物は取らず、温かい飲み物か、常温の物が良いそうです。

漢方の考え方では、検査数値に異常が出てからでは遅いそうです。疲れが取れない、意欲が湧かない、精力が減退していると感じたら普段の食習慣を見直し、自分の体は自分で守るという意識を持つことが大切ですね。

食習慣の見直しが難しい人は、マカEXセットなどの強壮成分の入ったサプリメントで補うのも手です。

ペール原産のマカは、それなりに効果があるため、男性には根強い人気があり、結構飲んでいる人が多いようです。

意欲がなく、疲れやすくなってきたら、サプリメントなどの効果を一度試してみるのもいいかもしれませんね。