糖質を抑えることで痩せる糖質制限ダイエット。食事を制限するだけで手軽にできることから、女性に人気ですよね。
食品メーカーも、この人気に便乗し糖質オフ商品を販売しています。
糖質を抑えるとなぜ痩せるのでしょうか。それはブドウ糖とインスリンの関係にあるようです。
糖質を食べるとブドウ糖に分解され、血液に取り込まれます。ブドウ糖が増えるとインスリンが分泌され余分なブドウ糖を血管から細胞へ移動させます。
結果、ブドウ糖は細胞内で脂肪に変わり、皮下脂肪となり太ることになります。
1回の食事の目安となる糖質の量は20~40グラム。お茶わん半分のごはんの量だそうです。
糖質関連の名称の違い
炭水化物(糖質と食物繊維を合わせたもの)
・糖質(糖類の総称)
–糖類(シュガーレス、糖類ゼロ)
–二糖類(砂糖)
–単糖類(ブドウ糖・果糖)
–多糖類(でんぷん、オリゴ糖)
–糖アルコール(キシリトール)
・食物繊維
消費者庁の栄養表示基準は、以下のような決まりになっているようです。
無、ゼロ、ノン、レス、フリー=100gあたり0.5g未満
低、微=100gあたり0.5g以下(液体の場合は2.5g以下)
老化の原因AGEをためない
シミやしわの原因、身体の老化に関わっているAGEも、糖質をコトントールすることで少なくすることができます。
コツは、果物の量を減らすこと。果糖はブドウ糖の10倍、AGEを貯めることがわかったきました。
特に、甘い飲料水に含まれる「高果糖液糖」や「果糖ブドウ糖液糖」には要注意だそうです。
糖質制限しすぎると低血糖の状態になって吐き気とめまいと耳鳴り、貧血のような症状がでてしまいます。
この症状は、実は糖質を取りすぎた人がかかる、「反応性低血糖症」という病気だそうです。
糖質を過剰に摂取している生活を繰り返すと、インスリンのコントロールが狂ってきてしまうそうです。
それを防ぐには、正しい血糖値のコントロール法を覚えること。
おすすめ血糖値コントロール法
・食物繊維を先に食べる
・ゆっくり食べる
・食後に軽い運動
糖質の多い食品を知っておくことも大切ですね。
・糖質の多い食品
穀物(米、ぱん)、糖質、いも類、くだもの、かぼちゃ、豆類、根菜類ビール、日本酒
・糖質の少ない食品
肉類、魚介類、乳製品、油脂、大豆製品、野菜、ワイン、蒸留酒
上手に糖質コントロールして、ダイエットとAGEを下げる。これからの健康生活の秘訣は、やはり食生活ですね。
甘いものからの誘惑には、なんでもご注意!ですね。(^_^;)