寒冷アレルギーで悩んでいる人は、気候にかかわらず、世界中にいるようですね。

一般的に、寒冷アレルギーは、寒い冬に起こる人が多く、体温より冷たい物に触れると蕁麻疹を引き起こすと言われています。

よく言われる「寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん)」ですね。寒冷蕁麻疹なら、一度くらい経験したことがある人もいるかもしれませんね。

なぜ、蕁麻疹が出るかと言うと、血管の周辺(真皮内)にあるヒスタミンという細胞が、何らかの刺激で放出されるからです。

番組で紹介された少年の場合、皮膚の体温が冷えると刺激が起こりヒスタミンが放出され神経を刺激していた為、真夏であっても皮膚が冷えれば症状が出ました。

寒冷アレルギーを起こさないためには

●冷たい風や冷たい水に触れない
●シャワー上がりで温まった体を冷やさない
●フローリングでは足を冷やさないよう靴下を履く
●室内と室外の温度を同じにする

●室内でもジャンバーを着込む
●暑い日も長袖に長ズボンで皮膚に風が当たらない様にする
●口に入れるものは何でも温める(一定の温度を保つ)

●汗をかくと汗が蒸発するとき体温が奪われるため、汗をかかない
●外出は極力避ける

とにかく、わずかな体温さが命取りになるため、常に体が冷えない状態にしているそうです。

寒冷アレルギーは、今のところ治療法が確立しておらず、子供の場合、成人になれば治るケースもあるため大人になるまで待つしかないようです。