モデルさんが、歩く姿は、本当にため息ものですね。あんな風に、街中をさっそうと歩いて見たいと思うのは・・皆さん同じですよね。
なぜキレイに歩けないないのか・・いつの間にか悪い歩き方がくせになり、O脚、ガニ股、内股、すり足などになってしまっているからです。
歩き方が悪いと、身体が歪んできたり、膝を痛めたり骨盤がゆがんだり、体全体のバランスを崩してしまいます。
これからのことを考えて、歩き方をもう一度見直しておきたいですね。
街で見かけたおブス歩きとは・・・
・股が開き気味で、足が外へむいている
・かかとをすって歩いている
・股に何か挟んでいる感じで歩く
・かかとをこするように歩くすり足タイプ
・お腹に力がはいってない猫背タイプ
元パリコレモデル 高木真理子さん(49歳)がキレイな歩き方を教えてくれました。
かかとを90度に着地させ素早く前に体重移動する。そのとき、最も意識させるのは、「足の親指」への重心移動です。
背骨から、2つの脚があるため、どうしても外側に体重がいってしまうので、それを意識して歩くそうです。
それから正しい姿勢。壁に立ったとき、頭、肩、お尻、ふくらはぎ、かかとが壁につくのが理想的な姿勢。
つま先は一直線になるように歩く練習をすると、足も長く、姿勢がよくかっこよく歩けます。
親指への重心移動を練習するには「下駄」がいいそうです。
親指への重心移動がしやすいウォーキングシューズも売られているそうですよ。
また、割り箸を、みぞおちのところに貼って歩くと、背筋がピーンとした姿勢になるそうです。
キレイな歩き方のポイント
・膝は正面にする
・かかとから着地します
・後ろあしで床をけるように歩きます
・膝の後ろを伸ばします。
・床と脚を垂直に重心移動します
おへそから下が脚だと思って歩くときれに歩けるそうですよ。
4メッツウオーキング
メッツ(METS:metabolic equivalents)は、運動などで消費したエネルギー量が、安静時の消費エネルギーの何倍に相当するか示す単位です。
分速100メートル(時速6キロ)で歩いた時のMETS数は4です。4メッツ30分ウーォーキングが健康にとっても効果があるそうですよ。
メッツと消費エネルギーは、以下のような関係にあります。消費エネルギー(kcal)=体重(㎏)×METS数×運動時間(時間)
つまり、体重50kgの人が、4メッツで30分歩いた時のカロリー消費量は50kg(体重)×4×0.5=100kcalになります。
腕を大きく振る、早歩きする、歩幅を大きくすると4メッツになります。この歩き方を実践し体重、血圧、中性脂肪も大きく改善した方を紹介してました。
4メッツが脂肪燃焼に一番効率よく、それ以上になると糖の消費になってしまうそうです。
目標は、1週間で23メッツだそうです。これは、細切れの作業でもよくて、足し算して23メッツになればいいそうです。
メッツ単位(酸素摂取量)
・1~安静にしえいるとき
・2~アイロンがけ
・3~歩行(ゆっくり) ストレッチ
・4~歩行(普通) 一般的な家事
・5~歩行(速い) 社交ダンス
・6~ジョギング(ゆっくり) スイミング
・7~ジョギング(普通)
・8~ランニング 階段を上がる 登山
機械の振動の強さから酸素摂取量を割り出し、1日の消費カロリーを計算してくれる活動量計(3000円前後)が健康コーナーで人気だそうです。
さて、今回のスゴ技Qの「美と健康の歩き方」をしっかり覚えて街中をカッコよく、さっそうと散歩してみましょう!