年齢とともに色々なものが無くなっていきますが、その中の1つに「肌のツヤ」がありますよね。
肌にツヤがある人とない人では見た目年齢が全然違ってきます。
私も60歳を目の前にし、肌はカサカサ、すっかりツヤもなくなりました。失ってしまったツヤはもうどうにもならないのでしょうか?
いえいえ、テレビ番組「この差って何ですか?」では、肌のツヤを出す食材と方法を紹介してくれました。
紹介してくれたのは、ウォブクリニック中目黒 総院長 高瀬聡子先生です。
肌のツヤを出す食材は、こんにゃくと油だそうです。
番組で60歳以上の女性で検証した結果、こんにゃくを積極的に食べているかどうかで、肌のツヤが違うと言うことが分かりました。
その結果には、田中美佐子さんもビックリ!
このこんにゃくと油で肌ツヤをだす方法をご紹介したいと思います。
肌艶の良い人と良くない人の差とは
肌艶が良い状態とは、肌が光をきれいに反射している状態です。
肌のツヤが良い人は、肌のキメが整い、きめの1つ1つの皮丘がしっかりとした三角形をしています。つまり、皮丘がふっくらとキレイに整っている状態です。
肌のツヤが良くない人は、この皮丘がほとんどなく、のっぺりした肌になっています。
単純に、三角形の皮丘がある方が光を反射するってことですね。
また、皮丘には水分がしっかりあるため、ふっくらしていますが、肌ツヤがない人はこの水分が少ないため、皮丘が無いためふっくらしません。
肌の水分を保つには肌のお手入れも必要ですが、肌の水分を保つための食事も大切と言うわけです。
食事では、水分をたっぷり摂ることも大切ですが、吸収した水分を肌の中で蓄えることが重要になります。
こんにゃくと油
肌ツヤに良い食品は、こんにゃくと油です。
なぜ、こんにゃくを食べると肌艶が良くなるのかというと、こんにゃくの成分「グルコシルセラミド」のおかげです。
「グルコシルセラミド」は、肌の水分量に大切なセラミドの原料だと言います。
セラミドは水分を抱え込み、肌の水分を保っています。肌の水分保持には、セラミドが8割担っていると言います。
こんにゃくの選び方と食べ方
こんにゃくの成分表示を見ると、「こんにゃく粉」と「こんにゃく芋」と2種ありますが、コンニャク芋の方が「グルコシルセラミド」を多く含むので、肌艶のためならコンニャク芋を選びましょう。
コンニャクは1日1枚食べると良いそうです。
こんにゃくレシピ
こんにゃくレシピと言えば、煮物やおでんなどが浮かびますが、毎日食べるのはなかなか難しいですよね。
そこで、こんにゃくと油がたっぷり同時に摂れるレシピをご紹介します。
「こんかつ」の作り方
材料:こんにゃく、コンソメ、小麦粉、卵、パン粉、油
- こんにゃくをコンソメスープでグツグツにて下味をつけます。
- 小麦粉、溶き卵、パン粉をまぶして油で揚げます。
とんかつの作り方とまったく同じです。
「こんにゃくの唐揚げ」の作り方
材料:こんにゃく、にんにく、醤油、小麦粉、片栗粉、油
- こんにゃくを一口大に切ります。
- こんにゃくをにんにく醤油で下味をつけます。
- 小麦粉と片栗粉をまぶして揚げます。
鶏のからあげの作り方とまったく同じです。
これなら、こんにゃくと油を同時に摂れますね。
豚肉のとんかつも良いそうです。とんかつは肌に良いビタミンB1が豊富で油もしっかり摂れます。
主婦としたら、「とんかつ」より「こんかつ」の方がお財布に優しいから助かりますね。