今年の夏は、とにかく暑い、暑い。
一昔前までは、30度オーバーが真夏日という感じでしたが、いまじゃ、36度、37度という気温が連日続いています。
地域の防災無線で、熱中症の注意報など、放送しているところもあるようです。
夜中にも起こるかくれ脱水
かくれ脱水とは、自分で気がつかないうちに脱水症の症状を起こしてしまうことをいいます。
頭がフラフラしてきたと思ったときには、もう遅い状態で、汗がでなくなって内蔵に対しても大きな影響を与えてしまっている状態です。
あの元気な所ジョージさんも、自宅の畑仕事をしている最中にフラフラし、自分でおかしいなと思ったときにはもう何もできず、倒れた状態でようやく携帯電話で救急車を呼んだそうです。
そのくらい急激に体調変化するとは、驚きですよね。
また、かくれ脱水は、寝てるあいだに起こることが多いそうです。
マンションなどでは、昼間にコンクリートに蓄えられた熱が夜間に放出されます。
睡眠中、エアコンのタイマースイッチが切れたとたん、どんどん室温があがってしまい、寝ているあいだに大量の汗をかき、寝ている間に脱水症状になってしまうそうです。
とにかく、おかしいなと思ったら、経口補水液などを与えて、とにかく体を冷やします。
この時、絶対に一人にせずに、どなたかが様子をしっかり見守っていることが大切です。
10~20分で回復してくれば一安心、意識がおかしいと思ったら躊躇せず、即救急車を手配します。
●経口補水液の作り方
材料
・水・・・1リットル
・塩・・・3グラム(小さじ 1/2)
・砂糖・・・40グラム(大さじ4と1/2)
※30分でコップ一杯分を飲むぐらいが目安です。
まだまだ続く猛暑、油断せずこまめに水分補給を心がけてください。
早く、虫の音とともに涼しい秋の夜がくるといいですね。