最近、寝床でうつ伏せになってスマホを見ているせいか、老眼が一段と進んだ気がします。
仕事では、10時間ほどモニターを見て、電車や家では、休みなくスマホを見て、休憩時間にはテレビを見ている毎日。
私の目は、パソコンで仕事している時には40cm、スマホを見ているときには15cmの、2つの固定焦点で固まってしまったのかもしれません。
目が疲れているせいか肩こりが酷く、そんなときには近くの整体さんで、肩まわりを中心にほぐしてもらいます。
整体師さんには「コチコチで肩甲骨の裏に、まったく指が入りませんよ・・」とよく言われます。
視力が合わないせいかなと思い、2年おきにメガネを作り直しているのですが、肩こりはなかなか治りません。
昔なら、「背中いっぱい白いトクホン」って感じなんでしょうけど・・。その頑固な肩こりを、瞬時で消すトリガーポイント療法があるそうです。
東京慈恵会医科大学麻酔科准教授 北原雅樹先生が、TBS「スゴ腕の専門外来SP!6」で教えてくれました。
肩こりのスーパードクター 東京慈恵会医科大学麻酔科准教授 北原雅樹先生
肩こりのスーパードクターとして知られる、東京慈恵会医科大学麻酔科准教授 北原雅樹先生のもとには、慢性痛みで悩む患者さんが全国から訪れます。
日本人のいう「肩こり」は、欧米では「肩の痛み」と捉え治療しているそうです。北原先生は、その痛みの原因となっているポイントを探しあて、治療を行います。
北原先生の治療は、8ページ以上もある問診票に書いてもらうことから始まります。結婚、子供、離婚などの経歴や悩み、仕事、生活習慣まで、事細かに書いてもらいます。
それを分析すると、痛みのトリガーポイントとなっている場所が推測できるそうです。
例えば、左肩の痛みに悩む、英語教材販売をしている女性は、電話セールスするときの姿勢が悪いことが原因で、トリガーポイントは肩ではなく首筋にありました。
女性の体の歪みをチェックすると、右肩に比べ左肩が上がってしまってました。
先生は、彼女の痛みのトリガーポイントが首筋にあることを探しだし、凝り固まった筋肉に針を直接打ち込み緊張をほぐしていきます。
針をポイントに打ち込むと、一瞬で筋肉の緊張が和らぎ、肩の痛みが開放され、肩の位置も左右バランスよくなっていました。
先生は、いくら治療しても原因をつくりだしている生活習慣を見直さないことには、またすぐに同じ症状がおきてしまうといいます。
痛みの原因は、日常生活のクセにあります。北原先生の治療は、問診や生活習慣からその原因を教えてくれるため、継続して高い治療効果が得られます。
整体などでほぐしてもらっても、またすぐに凝ってしまうのは、生活習慣を直さないからだったんですね・・。