最近、腰痛や肩こりの原因がどんどん解明されるようになりましたね。原因不明の腰痛のほとんどが脳の誤作動と言われていますが、どうやら肩こりも同じように脳の誤作動が原因の可能性があるようです。
また、体の傾きやゆがみがあると肩こりを引き起こすとも言われています。
まっすぐ立っているつもりでも、体が傾いている人が多く、この傾きは自分ではなかなかわかりづらいですよね。
脳の誤作動を引き引き起こすのは、2つの悪い癖があり、体の傾きも影響しているようです。
たけしのみんなの医学では、頭にハンガーを挟むだけで肩こりを解消する方法を紹介してくれました。
ハンガーと言っても、特別なものではなくクリーニング屋さんの無料でついてくる針金のハンガーを使います。
方法は、ハンガーを拡げてそれを額の部分に入れ込み挟むだけです。これだけで、肩こりが解消するそうです。
また、15分間あることをするだけで肩こりが劇的解消する方法があるとか・・。
ハンガーを頭に挟み肩りを劇的に解消する方法
女性に身体の不調を聞いてみると、1位肩こり、2位腰痛、3位手足の関節痛と、やっぱり肩こりが一番多いですよね。
肩こりとは、僧帽筋がしなやかさを失い、固くなることで痛みを発している状態です。
肩こりの主な原因は、長時間のデスクワーク、運動不足、目の酷使と言われていましたが、新たな原因がわかってきました。
その原因とは、脳の誤作動だそうです。
脳の誤作動が原因で肩こりを起こしている人は、スリットのついた紙の前に立ち体の傾きをチェックすることでわかります。
体や首、肩の曲がり、体の回旋など体の傾きがある人は、脳の誤作動が起きていると考えられます。
カギを握っているのは、脳の中にある神経伝達物質ドーパミンです。ドーパミンは快楽時に分泌されるほか、筋肉を動かす指令をだす役目もしています。
脳に誤作動が起こると、ドーパミンを常に分泌してしまい、筋肉を常に緊張状態にしてしまいます。
毎日の生活で体が傾いていると、脳はその状態が正常な状態と勘違いしてしまい、その姿勢を保とうとドーパミンを出し続けてしまいます。その結果、体が傾き、筋肉が常に緊張状態になり肩こりを起こしていたのです。
いつも同じ側にいて話している、いつも同じ側にカバンをかける、いつも同じ側で荷物を持つ、などの生活を毎日続けていると脳誤作動の原因となってしまいます。
ハンガーを被り脳の誤作動を治す方法
①ワイヤーでできたハンガーを用意し、下側の平らな部分を少し内側にへこませる
②へこんだ部分がこめかみに当たる様にかぶる
こめかみにへこみをあてるコツは、ワイヤーを少し斜めにかぶることです。
③目を閉じてリラックスすると、こめかみに当てた側に首が自然に回っていきます。
これはハンガー反射という現象で、こめかみを押された側の首の筋肉、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)が緩むという身体反射です。
これを続けることで首の緊張がほぐれ脳の誤作動が治まってきます。1回につき10分、朝と夜1回ずつ行うと効果的です。
さらに、効果的なのがお昼寝。お昼寝を15分をすると脳が休まりドーパミンの異常分泌を減らし、僧帽筋の緊張をやわらげます。
ハンガー反射、昼寝、毎日の座り位置を変えるなどの生活を続けることで、脳の誤作動が収まり体の傾きも解消していきます。
ひどい肩こりに悩む女性が、ハンガー反射、昼寝、夫婦の座り位置を変えた生活を2週間続けたところ、体の傾きが見事に治り肩こりも解消されていました。
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