免疫力を高めると病気にならないといいますが、
その正体は、リンパ球です。
病原菌や、がん細胞が体内に入ってきたときにやっつけてくれます。
今回の「主治医が見つかる診療所」頼もしい免疫力アップのおはなしです。
●免疫力とは・・順天堂大学 奥村康先生の話
免疫力とはリンパ球で、外から敵がきたときにやっつけてくれる軍隊です。
軍隊が動くときには、熱がでます。
免疫力の２割はお巡りさん、残り8割は軍隊です。
お巡りさんは、すべての外部細菌に対して、
職務質問をしあやしいものをやっつけてくれます。
このお巡りさんが、ナチュラルキラー細胞（NK細胞）です。
しかし、年をとるとあまりは働かなくなります。
ナチュラルキラー細胞は、20歳を100とすると50歳で半分
70歳では1/10に減ってしまいます。
軍隊は細菌の種類によって分かれているスペシャル部隊です。
私たちの体は毎日5000～6000のがん細胞が生まれています。
それを毎日やっつけているのがNK細胞です。
NK細胞は、免疫力を血液で測ることができます。
免疫力の一般的な基準値18～40ですが、
55歳の笑福亭翔瓶さんは、NK細胞38
46歳の藤田朋子さんの免疫力は、NK細胞61 でした。
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●免疫力を高めるには乳酸菌が有効です。
NK細胞の70％は、腸に集まっています。
NK細胞は、善玉菌（乳酸菌）がいると活性化します。
ですから、乳酸菌をしっかり取ると、年をとっても免疫力が落ちません。
・植物系乳酸菌・・ぬか漬け、キムチに
・動物系乳酸菌・・ヨーグルト チーズ
●身体にあったヨーグルトを摂取するには
ヨーグルトを100gを2週間つづけて、体調がよく便が臭わないようなら
体に合っているヨーグルトです。そのヨーグルトを毎日食べるといいそうです。
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●笑うと免疫力がアップさせる病院
中央群馬脳神経外科病院 中島英雄先生（桂ぜんじ）
先生は、病院の理事長兼本物の落語家です。
笑うと免疫力が活性化する、それを治療に取り入れるために
理事長自らが病院寄席を開き、患者さんを笑わせています。
患者さんの免疫力を笑う前後に測ったところ、
免疫力が大幅にアップしました。逆に怖いホラー映画を見せた後は
下がっていたとか・・・
ストレスを和らげる笑いは免疫力をアップします。
１日1度は大笑いをすること。
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●主治医からの免疫力アップ法
姫野先生 スポーツ感染はドーパミンがでます
南雲先生 闘争すると免疫力が上がる
新見先生 散歩30分気持ちよく歩く
上山先生 食事の前には時には手を洗わない
秋津先生 自分の体をねぎらうこと
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自己免疫力は、どんな薬より強力で、そして安全です。
50歳を過ぎると、免疫力パワーが半分といいますから、
頑張ってアップさせておきたいですね。
「免疫力を高める姫野先生のヨーグルトレシピ」は
こちらのサイトで紹介してます。
中央群馬脳神経外科病院理事長 中島英雄先生が
平成24年6月29日、死去されました。
ご冥福をお祈り申しあげます。
