勝俣さんと言えば、いつも半ズボンで元気いっぱいと言うイメージですが、もう50歳だそうです。もうすっかりガンなどの病気の好発年齢なんですね^^;

そんな勝俣さんですが、主治医が見つかる診療所で検診を受けたところ、胃がんの可能性が・・・

勝俣 胃がん

そう言えば、私も同じ年の頃、胃がんの疑いがありました。

私の場合、会社の検診で血液検査をしたところ、「ペプシノーゲン」と言う値が高く「胃がんの疑い」で再検査となりました。

ペプシノーゲンの値で、胃粘膜の萎縮と炎症が分かり、胃がんのスクリーニング検査として行われています。

この値が高いと、胃の委縮が進んでいて、萎縮性胃炎と言うことになります。萎縮性胃炎の場合、胃がんになる確率が高くなると言われています。

また、ピロリ菌に感染していると数値が高くなることから、ピロリ菌駆除の判定をするのに役立ちます。胃がんの原因のほとんどがピロリ菌と言われていますから、感染していたら早い駆除が大切です。

私の場合、再検査で胃カメラを飲み、胃がんの疑いは晴れましたが、萎縮性胃炎とピロリ菌が判明し、ピロリ菌の駆除をしました。

勝俣さんも同じ状況なら、胃がんの疑いをかけられても仕方ありませんね。ピロリ菌がいるなら一刻も早く駆除して、胃がんの発生を防がないといけません。

萎縮性胃炎はもう治らないと言われていますが、ピロリ菌を退治すると綺麗な胃になることもあるようです。

勝俣州和さんの診断結果

主治医が見つかる診療所の人間ドックで、勝俣州和さん(50歳)は、がんになる可能性が10倍の胃と指摘されてしまいました。

勝俣さんの日常生活を覗いてみると、家では奥さんが食事をしっかり管理し、自分でも毎日8km~10kmのジョギングをして健康管理に努めていますが、かなりの大酒飲みです。

勝俣さんの胃カメラ検査を行ったところ、萎縮性胃炎とピロリ菌が見つかりました。

萎縮性胃炎とは、胃に慢性的な炎症が長く続いた結果、胃の粘膜が薄くなってしまう状態で、進行すると胃がんのリスクが高まります。

さらに悪いことに、勝俣さんの胃には、ピロリ菌が棲みついていました。

ピロリ菌は、4歳くらいまでの幼少期に、野山の水や井戸水などから感染する菌で、胃の粘膜の中に棲みつき、胃の壁を傷つける細菌です。

萎縮性胃炎とピロリ菌の2つが組み合わさった場合には、胃がんの発症率は約10倍に高まってしまうそうです。

勝俣さんは、ピロリ菌の除去のため、1週間薬を服用し除去することになりました。

それ以外にも、勝俣さんは、中性脂肪163(基準値150)、超悪玉レムナントコレステロール8.3(基準値7.5)の血液異常が指摘されました。

「いつまでも半ズボンを履いて、若いと思っていると大変なことになりますよ」と、主治医から釘をささていました。

そうなんですよね~、無理をしていると、50歳から次々と病がでてくるんですよね・・。お気をつけください。