加齢臭と言えば「おじさん」と言うイメージでしたが、最近は女性にも加齢臭があると言うことで、私たち更年期世代の女性はドキッとしますね。思い当る人もいるのではないでしょうか?
では、なぜ更年期になると女性でも加齢臭がでてくるのでしょうか?
臭いの元は、過酸化脂質と脂肪酸が結びついたノネラールと言う物質です。実は、女性ホルモンには、この過酸化脂質と脂肪酸が結びつくのを防ぐ役割をしています。
更年期になり、女性ホルモンが減少することで、過酸化脂質と脂肪酸が結びつき、臭いの元であるノネラールを作り出すことから加齢臭が起こります。
また、ホットフラッシュなどで汗をかきやすくなると、この汗が体に残り臭いの元となります。
特に、更年期の汗は、頭、耳の裏、首筋、胸元、ワキに多くかきます。
私のホットフラッシュもそうですが、頭に大量の汗をかく女性は多いですね。おでこからタラタラと流れてきてどうにも止まらないことがあります。
この汗が頭の臭いとなります。そういえば、頭がモワ~ンとくさい感じがするときがあります。
更年期の頭の臭いを改善するには、「塩」で頭を洗うと良いそうです。
あさイチで教えてくれた「塩洗髪」のやり方
①洗面器にお湯をいれ、大さじ1杯の塩を入れよく溶かします。
②髪の毛を浸し、地肌をマッサージしながら髪をゆすぎます。
③最期によくすすぎ塩分を洗い流します。
塩洗髪は、3日1度くらいが良いと言います。シャンプーで2日洗ったら、塩洗髪を1日と言うサイクルです。
初めはちょっとべたつきを感じますが、そのうちサッパリしてくるそうです。
以前、さっぱりするには、「シャンプーに重層を入れて洗髪する」と言う話題もありましたが、これだと油分を取り過ぎてしまうそうです。
更年期の女性の髪の臭いには、「塩」が良いのですね。私もさっそく試してみようと思います。