ひざ痛に悩む人は、沢山います。ひざ痛を予防し改善するには、膝を支える筋肉を鍛えることが一番のようです。
4月14日放送の「あさイチ」(NHK)では、ひざ痛予防の簡単体操を教えてくれました。
あさイチのひざ痛予防の簡単体操
ひざ痛は、太ももの筋肉の低下が原因で起こります。特に、大腿直筋と呼ばれる筋肉が硬くなると、骨盤が前に傾いてしまい、膝に負担がかかり痛みを起こすようになります。
そこで、大腿直筋の硬さを自分でチェックします。
自分でできる大腿直筋の硬さチェック
①足を一歩前に踏み出し腰を落していきます。後ろ脚のかかとは床につけておく。
②できるとこまで腰を押して後ろ脚を伸ばしていきます。
③後ろ脚の太ももの前の筋肉(大腿直筋)に張りや痛みを感じる人は固い証拠です。
大腿直筋が硬い人は、ストレッチにより柔らかくすることができます。
大腿直筋のストレッチ法
①床に横向きに寝て、頭の下に腕枕し、両膝をひきつけ安定させます。
②上の脚のひざを曲げて上側の手でつま先をつかみ、膝を後ろにひっぱり大腿直筋を伸ばします。
③さらに伸ばしたい時は、下側の脚のかかとで上側のももを押して伸ばしていきます。痛気持ちいい位がちょうどいいそうです。
ストレッチは左右15秒ずつ1回以上。仰向けでのストレッチは、ひざや太ももに無理な力がかかり痛めるおそれがあるそうです。
ひざ痛を予防するには、大腿直筋を鍛えることで予防できます。大腿直筋の筋肉を鍛えると、膝が正しい位置に収まるため痛みもおさまり、以降の予防にもなります。
太ももの筋肉を鍛えるトレーニング
①手を腰にあて片足を1歩前にだし、さらに足2足分前にだします。
②体を垂直になるようにして、腰を真下におろしていきます。このとき、ひざがつま先より前にでていると、ひざを痛めてしまうので注意してください。
③同じ足を続けて10回おろして、反対側を10回動かします。
これを1セットとして2セット行います。
ひざに負担をかけない歩き方
ひざに負担をかけない歩き方は、狭い歩幅でスタスタを歩くことです。そうすると、身体が上下せず、膝の負担を減らすことができるそうです。坂道や階段を歩く時も効果があるそうですよ。