国際腎臓学会が毎年3月の第二木曜日におこなっている催しに「世界腎臓デー」というのがあります。この期間に、世界6大陸100カ国以上の国々が参加し、毎年さまざまな啓発キャンペーンが開催されています

増え続ける慢性腎臓病(CKD)を防ぐための、世界中で様々なセミナーやイベントが開かれます。

腎臓

CKDの原因は、肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣が原因です。そのため先進国の高齢者に多く発症しています。

慢性腎臓病(CKD)は、自覚症状がないため、いつのまにか症状が進行してしまいます。

CKDを予防するには、
①カロリー制限
②塩分をひかえる
③運動を行う
ことです。

特に座りっぱなしで仕事をする人は、要注意だそうです。運動の強度を示すメッツで示すと、「横になる」と「座る」は、1メッツと最低の数値で、健康によくないことをしているとみなされます。

デスクワークなどで長時間椅子に座っている人は、1時間に5分程でも体を動かすだけで、ずいぶん違うそうです。

座りっぱなしは、目の疲れ、肩こり、足腰の衰え、体液の循環が悪くなるなど、本当にいいことありません。小学校時代のように50分おきに10分の休みをいれて、ラジオ体操をするのもいいですよね。

2015年「世界腎臓デー」として、東京エリアでは以下のようなイベントが開催されます。

・平成27年3月8日 キドニーウォキング大会~東京市ヶ谷周辺(キドニーとは英語で腎臓のこと)

・平成27年3月12日 東京国際フォーラム 慢性腎臓病シンポジウム~会場で「腎臓病検診クリニック」無料(尿・血液検査)

その他、以下の都市でも開催が予定されているようです。
三重県(3/8) 岡山県(3/15)徳島県(3/15)愛知県(3/15)香川県(3/21)兵庫県(3/28)京都府(3/29)

この期間に、自分の腎臓をチェックしてみては、いかがでしょうか。