パソコンなど長い時間していたり、寝不足になると目の下のクマがくっきりでてきますよね。それにしても、目のクマの正体っていったい何なのと思ったことありませんか?
目のクマの正体というのは、目の下の皮膚の血管の色だそうです。目の下の皮膚の厚さは本当に薄くて0.6ミリしかないため、皮膚の下を流れる毛細血管が透けて見えてしまいます。
じゃ、普通は何でもないのに、寝不足などになるとどうして黒く見えるでしょうか。そのメカニズムは、目の下の血流量が関係しているようです。
疲れてくると目の下の毛細血管も収縮して、血流量が減り血中の酸素も少なくなります。酸素の少なくなった血液は黒く見えることからそれが透けて見えてクマとなって見えてしまいます。
ちなみに、疲れのないときは、酸素たっぷりの鮮やかな赤色の血液なので、お肌は透明感のあるピンク色に見えます。
ということで、目の下のクマをとるには、目の周りをマッサージし血流量の改善を図るのが有効だそうです。
「駆け込みドクター!」では、モデルさんが実践している「モデルスマイル体操」の仕方を教えてくれました。
クマの解消法
血液の流れが悪いことによって起こるクマは、表情筋を動かすことで、眼の周りの血行をよくすると解消することができます。
●クマ解消体操
①目を閉じて開くを3秒づつ5セット
②おでこの筋肉を使わず目を見開く3秒づつ5セット
おでこの筋肉を使わないで眼瞼挙筋(がんけんきょきん)を使います。
この2つを朝晩2回行ってください。