膝の痛みは経験した人でないとわかりません。私の場合には、無理なマラソンの練習をして膝を痛めてしまいました。

3年かけてようやく痛みがとれたと思ったら、ちょっと無理をしたときに、すぐに痛みがぶり返してきます。それ以降、怖くてジョギングどころか、長い階段や急な坂道も敬遠するようになってしまいました。

ひざ痛

完治する方法があれば、本当に教えてもらいたいと思っていたところ、99%の人のひざ痛が治るというタイトルが目に入りました。

ひざ痛を治す方法を色々調べてみると、膝まわりの筋肉を鍛えて固めるしかないと言われてます。でも毎日体操を実践しても、なかなか完治するまでには、いかないんですよね・・。

今回は、特別なマシンを使うことなく、身近にあるもので症状を改善してくれる方法を教えてくれました。ひざ痛のメカニズムも教えてくれましたので、この際しっかり学んでおこうと思っています。

ひざ痛を治せば、富士山登山も夢ではありません。今年こそは完治させてみたいと思います。

ひざ痛名医が教えるひざ痛を自分で治す方法

ひざ痛外来のスゴ腕外来の先生は、順天堂大学 整形外科 黒沢尚先生です。黒沢先生の話しによると、ひざ痛の99%の原因は、膝の中の細胞の免疫異常によるものだそうです。

軟骨がすり減ると摩耗した軟骨の微粒子が関節の中に散らばってしまいます。身体は、散らばった微粒主を異物として認識してしまい、攻撃して炎症を起こしてしまい痛みを起こしているそうです。

ところが、炎症が起こっている膝におだやかな運動を加えると、炎症の原因となっているNF-KappaBという活動を抑えることができるそうです。実は、ひざ痛の99%の原因が細胞内の免疫異常だと言われています。

ひざ痛を抑える筋肉体操

①脚を10cm程度あげ5秒後に下へ下ろす 免疫異常の正常化と大腿四頭筋を強化します。

②横になり脚を10cmあげて5秒後に下ろす 免疫異常の正常化と中殷筋を強化します。

③ボールをぎゅっとつぶして5秒後に力を抜く 免疫異常の正常化と内側広筋を強化します。

この3種類の体操を朝と夜、左右20回ずつ行います。半年、1年と続けてやれば、その分関節や膝が強くなります。

自宅の階段登りも思いのままにならなかった男性は、この運動を2週間続けたところ、階段の登り降りもスムーズに、屈伸もできるようになりました。

家庭でできる簡単すりすり体操

靴下を履いて、床の上でゆっくり足を前後に動かすだけ。

1日5分×2,3回でOKだそうです。コツは、あくまでゆっくり動かすことです。

紹介した体操は、膝が痛くなくなってからも続けるといいそうです。将来痛くて歩けなくならないよう、1日数回、すりすり体操を続けてみたいですね。