リンパは体に溜まった老廃物や疲労物質を運ぶ役目をしています。リンパが滞ると色々な不調が現れると言われています。

リンパを流す方法

しかし、リンパは、心臓のようなポンプ機能がないため血液のように流れることができず、老廃物や疲労物質を自ら送り出すことができません。では、どうやってリンパは流れるのでしょうか。

それは、リンパ管が収縮してリンパ液を押し流すほか、リンパ管の周りの筋肉が動き、リンパを押し流すのです。よって、長時間動かないと筋肉によるポンプ作用が落ちてリンパの流れが滞ってしまいます。

リンパが滞ると、風邪をひきやすくなったり、シワの原因にもなるそうです。私たち世代は、これ以上シワが増えたら困りますよね(><) では、リンパはどうしたら滞ることなく流すことができるのでしょうか。

そこで今注目されている臓器が「腸」です。最近分かったことですが、リンパ球は腸の壁に体のリンパ球の約8割位いるのではないかと言われています。

その腸にあるリンパを刺激する効果があるのが、「腹式呼吸」。腹式呼吸ができない人は、大声で笑うだけでも腹式呼吸をしたことになるそうです。

また、リンパ液は、筋肉が動くことによってスムーズに流れると言われています。つまり、筋肉を上手に動かすことがとても大切と言うことになります。そこで、駆け込みドクターで紹介されていた「自宅でできる簡単リンパマッサージ」をお伝えしますね。

自宅でできる簡単リンパマッサージ

まず、マッサージするときは、手の重みでゆっくり回す感じでやること。手を置いたときの重みだけで十分で、強く握ったり押したりしないことがポイントです。

顔のむくみ

顔や頭のリンパ液のゴールは鎖骨のくぼみです。

①手で耳を挟み込むように優しく当て、円を描くようにマッサージします。

②ゆっくりと回すように鎖骨のくぼみへと押し流します。

足のむくみ

お風呂でマッサージ
①足の指と手の指を組んで足首をぐるぐると回します。

②足の指を1本ずつもみほぐします

③足の先から足の付け根まで優しく押し流します

これくらいなら毎日できそうですね。また、リンパが滞ると、美容の大敵「シワ」になりやすいと言いますから、腹式呼吸で腸を刺激し、リンパの流れをよくしたいですね。