日本の伝統のお菓子といえば、和菓子ですよね。昔は、今のように甘さが手軽にとれなかったため、菓子は大変貴重だったようです。
そもそも和菓子という言葉は、洋菓子と対になっての言葉なので、定着したのは洋菓子が発売されるようになった第二次世界大戦後だそうですよ。案外新しい言葉だったんですね。
私たちの子供の頃は、洋菓子に憧れて和菓子には見向きもしませんでしたね。特に苦手だったのは、らくがん、羊羹、葬式饅頭・・^^;。今では、伝統和菓子は高級菓子になってしまいました。
不思議なことに、子供の頃あれほど嫌いだった和菓子が、最近とっても美味しく感じられます。伝統的な日本の繊細は味は、大人になってからわかるものなんですね。
今回のスマステでは、老舗の和菓子店が時代の波を取り入れ、絶品スイーツに変身させた商品を紹介してくれました。
●八天堂 クリームパンあんバター 1個220円
冷やして食べる八天堂のクリームパンは1日4万個も売れるそうです。
冷やして食べるクリームパンとは真逆の発想である、クリームパンあんバターを作りました。特徴は、電子レンジで15秒温めて食べること。
エキュート品川でも手に入ります。
●七味唐辛子の老舗 八幡屋礒五郎の「七味マカロン」 1箱7個入り 1,286円
八幡屋礒五郎は、信州の善光寺で売っている七味唐辛子の老舗です。創業は元文元年(1736年)だそうですから、280年間伝統の味を守りぬいてきたんですね。
八幡屋礒五郎の七味は、①唐辛子 、②山椒(サンショウ) 、③麻種(オタネ)、 ④胡麻(ゴマ) ⑤紫蘇(シソ)、 ⑥柚子(ユズ) 、⑦生姜(ショウガ)だそうです。とても香りがよく、おそばやうどん、焼き鳥には欠かせませんよね。
八幡屋礒五郎が七味を使ってつくったのが「七味マカロン」。アーモンドパウダーとメレンゲを混ぜて焼いた生地に七味素材を加えたクリームをひとつずつサンドしたそうです。
●もみじ饅頭の老舗 やまだ屋の「宮島アントチーズ」 3個入り1,080円
広島といえばもみじ饅頭、宮島へ行った人は、ほとんで全員おみやげで買ってきますよね。もみじ饅頭の老舗、やまだ屋と洋菓子屋5社で共同開発されたのが「宮島アントチーズ」。
和菓子のあんと洋菓子のチーズが絶妙の味。宮島御砂焼に入った器をスプーンですくうといちじく&サクランボを白餡と一緒に煮詰めた和風ピューレが入っているそうです。広島の新しい名物として大人気だそうです。
●大吟醸八海山の八海醸造 大吟醸和三盆バウムクーヘン 3,456円
最高級の八海山を使用した贅沢な大人のスイーツです。
●春華堂 coneri(コネリ) 12本入り648円
浜名湖といえば、うなぎパイですよね。サクッとした食感と甘みは絶品です。でも、うなぎパイなのに鰻の味がしないのは何故?と思われた方は、私だけでないと思います。
実は、うなぎの骨からとった出汁を粉末してパイ生地に練り込んだあるため「うなぎパイ」と名づけたそうで、春華堂の登録商標だそうです。
その春華堂の新たな商品は、1000以上の生地の層から作られるスティック状のお菓子コネリ。
コネリは、ディップスタイルで特製のソースを付けて食べるのが特徴。
特製ソースは、ブルーベリーソース、オレンジチョコレート、あんこ&ミックスベリー、塩キャラメル、桜えびタルタルソース、塩こうじトマトソース。
コネリは、てんさい糖、大麦、浜名湖あおのり、プレーン、しょうが、三方原ばれいしょの6種類の味です。
●岩おこしの老舗 あみだ池大黒 PON PON COCO 411円
硬さが特徴の岩おこしをソフトの洋菓子にしたもの。
味は、うきうきドライフルーツやきゅんきゅんいちごミルクなど12種類と豊富です。12種類の中から選べるので、女性に人気です。
●山梨県甲府市澤田屋 キャラ玉 3個入り648円
今年の9月に史上初の挑戦をし、あの「くろ玉」を新たなスイーツに変身!
コーティングは、なんとキャラメル羊羹。天然のバニラビーンズの香りが食欲をそそります。
●東京都葛飾区 富士見堂 ショコラビター 4枚入り290円
富士見堂が作り続けたこだわりの「白ほおばり」にチョコレートをコーティングして洋風にしたもの。