デング熱やエボラ出血熱、少し前は、私たち日本人とはあまり関係ないと思っていましたが、身近なウィルスとなってきた感じがしますね。

エボラ出血熱は、まだ日本に上陸していないので、これがもし上陸したら?パンデミックになるのでしょうか。

林先生の今でしょ!講座は、素朴なウィルスの疑問に応えてくれ今一番危ないウィルスのワースト6を紹介します。

怖いウイルスワースト6

6位 デング熱
デング熱は、2度かかると重症化し、命を落とす場合があるデング熱には、1型から4型まである。

1型のウィルスの蚊に刺された後、違った型に刺されると、デング熱→デング出血熱→重症デングと重症化する可能性があります。

デングウイルスを媒介するヒトスジシマカは、明るい色が苦手なので黒い服を着ている方が刺されやすい。また、ヒトスジシマカは、昼に活動が活発になる。夜さされる蚊は、違う蚊の可能性がある。

5位 ノロウイルス
食中毒の原因の48%をしめる。これから冬にかけて大流行する可能性がある。ノロウイルスは、4℃の温度で2か月生きられる。吐しゃ物をのどに詰めらせて亡くなる可能性がある

特効薬はありませんので、かかったら点滴などの対処療法しかない。

4位 鳥インフルエンザウイルス
今でも世界で大流行している。他のインフルエンザウイルスと違い肺だけでなく他の内臓まで侵食する。潜伏期間は、たったの2日。

3位 SFTSウイルス(重症熱性血小板減少症候群)
マダニに噛まれると感染する可能性がある。発病すると、発熱や食欲低下、嘔吐や下痢など風邪の症状と似ている。死亡率は、30%ほど。

・現在のところ西日本のみで発生(家ダニと違い山などに生息)
・医師の知識が追つかず、気づないで重症化する場合がある。

2位 エボラウイルス
死亡率は、50%。1週間のうちにどんどん色々な内臓が侵され重症化し死亡する。

1位 狂犬病ウイルス
致死率はほぼ100%。狂犬病ウイルスは、脳にまでウィルスが侵食していく。幻覚や精神錯乱などの症状が出る。

狂犬病ウィルスは、狂犬病の犬の唾液の中にいる。日本では、犬の狂犬病ワクチンが義務付けられているので狂犬病の発症はないが、危険とされる海外では犬に噛まれたら発症する可能性がある。

対策としては、狂犬病が危険とされる海外へ行く場合は、ワクチンを打つ。万が一噛まれたときもすぐにワクチンを打つ。

意外にも1位は、狂犬病でした。私たちが子供の頃は、野良犬も多く、狂犬病を持った犬に注意するように指導されましたが、現在は、狂犬病を知らない世代が増えつつあるような気がします。

だからこそ、特に海外に行く場合は、致死率100%の狂犬病に注意したいですね。