「椅子の座りすぎは、大腸がんになる」・・というのは初耳ですよね。イスと大腸がんは、いったいどういう関連性があるのでしょうか・・。
もし、それが本当なら毎日10時間近くもパソコン仕事をしている、私たちにとっては、聞きずてならないことです。
確かにイスに座り続けていると、動くことも少ないため腸も動かず血行も悪くなるような気がします・・。
実際、午後になると、お腹もパンパンに膨れてくることもたびたびあります。
実は、この説は米国のTEDという有名なコンファレンスで、ビジネスライターのニロファー・マーチャントさんがプレゼンしたことで知られるようになりました。
長い時間座っている生活を続けていると、乳がんや結腸がんのリスクが10%増加、心臓病のリスクが6%、糖尿病のリスクが7%高まるそうです。
その改善策として提案されているのは、「ウォーク&トーク・ミーティング」です。
つまり、歩きながら会議や打ち合わせを行うというものです。閉じこもった部屋での会議より、新鮮な空気を吸いながら会議の効率もあがるようですよ。
また、オフィス機器メーカー各社は、こぞってスタンディングデスクを開発しており、今後は立って仕事するのがブームになりつつあるとか・・。
でも、1日立ってのデスクワークは辛そうですよね。
駆け込みドクターによりますと、10年以上デスクワークをしている人は、普通の人の2倍以上大腸がんになりやすいそうです。
これは、運動する、しないにかかわらず、とにかくデスクワークを10年以上し続けている人は注意が必要だとか。
座り続けていると、体にどのように作用して大腸がんになるのかは、今持って不明だそうです。